[PR] ブライダル 大魔女ビバリー様のお部屋 忍者ブログ
Admin*Write*Comment
大魔女ビバリー様のお部屋
[62]  [63]  [64]  [65]  [66]  [67]  [68]  [69]  [70]  [71]  [72
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

お蔭様で、東ヨーロッパから全員無事に帰ってまいりました。
24時間ほど眠り、日本復活にむけて食事に行ったら、やっぱり山盛りの洋食を食べてしまった私。

これから数日、ヨーロッパの現場から送れなかった日記をランダムにお贈りいたします。

まずは、座日記の萩京子先生のちゃんとした日記を読んで、このビバリーのマニアックな日記をご覧ください。



PR
ついにカフカの本拠地プラハに乗り込んだ!
そしてやっぱり街頭宣伝パレード!
いつもは仕込みで若手男性陣がいけないのだが、最後の土地プラハではぜひとも役者全員で!ということで舞台のスタッフに無理を聞いてもらった。

街角で少し歌った事でどうなる?という思いの中、ウイーンでは三人の申込があったのだ!
(ウイーンの劇場は中心地からかなりはなれた所だから銀座で撒いたチラシをみて川崎の座の稽古場にきてくださるようなものだ)

そして、何よりも街角で歌った時に集まってくださる人々の驚きと笑顔が嬉しい!

公演での感動とはまた別の感動がある。
小雨にもめげず、プラハの街中に市電に乗って突撃!

何処で降りるか揉めたり、すったもんだしてやっとこさ目的地にたどり着いた。

初めに夢の番人を歌い出すとドンドン人が集まってきて、十二月の歌にいたっては一緒に踊り回る人々!

まさに
『昔広場に一本の柱、そのまわりで人々は踊り~』
である。

明日、明後日のプラハ公演ベストを尽くします!
絶対に日本で応援してくださってるみなさんの期待に答えます!



各地の仕込みは地獄である。
すべて予定通りに行かない。
愛する照明家成瀬さんは劇場の初日はいつも地獄に堕ちる。
そして苦労して幕を開けて、お客様の暖かい拍手に酔い、打ち上げのワインに酔い天国へ行く。
(ハンガリーでは泣いているお客様がいたり手拍子の拍手が出たりした。これは評価が高いという意味らしい。)

移動日は…。

ウイーンに移動した日には皆でフォルクスオパーのミュージカルを観に行った。
内容は最悪!地獄だ。
成瀬さんと大石さんと岡原で休憩時間に退出して、開演前にロケハンしてあったレストランに行ってウインナーシュニッツェルと煮込み肉みたいなのを食べて、大満足!天国だ。
日本のわさびに似たクレーンという物と林檎をすりおろした美味しいものをつけて食べた。
そしてこの日は成瀬さんの誕生日だった。

移動日も天国と地獄で海外は忙しい。



コレゾ!50人乗り大型バスにコンテナを牽引している絵。
真面目に凄い!運転手さんは元レスリングの選手のバリさん!
かなり細い道でも切り返しなんてなく牽引して曲がって行く。
私達を乗せてプラハまでずっと一緒!
バリとは昨夜の夕食のBBQですっかりうちとけて、仲よしだ。
そして今まさにルーマニアからハンガリーの国境を越えました。
まさに一台のバスで運び続けるオペラを~!



海外ツアーはとにかく荷物をコンパクトにしなければならないので、小道具のバケツはルーマニアで買おう!ということになっていた。
ところが、劇場のあるブカレストという街は渋谷みたいな状態で、ブリキのバケツを売っている、いわゆる『金物屋』がない!
通訳のカメリアちゃんと街を歩き周り見つけた!
塗料屋の入口にその店のごみ箱として使われているブリキのバケツ!
『これを譲ってくれ、金は出す!』
結果、店の商品のバケツを買いそれと交換してくれた。約240円!
舞台監督に褒めてもらった!



  • ABOUT
オペラシアターこんにゃく座 岡原真弓の魂
Copyright © 大魔女ビバリー様のお部屋 All Rights Reserved.*Powered by NinjaBlog
*Template by Kaie
Graphic by pH
忍者ブログ [PR]