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大魔女ビバリー様のお部屋
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フィガロ組からの束の間の休息の前日のらんちき!ひゃあ!楽しそう!いいなあ。でも私は休んでます。うふふ。
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須賀川名物の大どらやきを食らっている、バルトロ博士!家政婦西田からの写メールです。衣裳でものを食べてる事の密告かしらん?G田さんに報告しちゃおっかなあ!

ところで、この写真で気になるのはとみやんの後の物体。
これなに????


今日は12月にやるコンサートの打ち合わせに立川まで行ってきた。
私の打ち合わせはたいてい飲み屋である。
呑んでると、ものすごくいいプランが思いつく!
芝居のプランも飲み屋で思いつく事が多い。
しかし、たいてい、これはいける!という記憶だけが残り、その中身は覚えていない。
最近は忘れてはいけないと思い、メモする。
しかし、そのメモが何を書いているのかわからない時が多い。

ところで、立川の駅は物凄いひらけていて、たくさんの居酒屋があるが、
昨日は道で誘われて入ったお店がなんとも感じがよかった。
とにかく、店員さんの感じがいいのが何よりもいい。
田頭さん!ありがとう!
「隠れ家Dining 一砂」というお店です。
たびたびお知らせしてきたが、いよいよ引っ越しだ。
20年近くいた世田谷の駒沢から川崎の久地に事務所を引っ越しする。
念願の稽古場、事務所、倉庫、トラック駐車場が合体する。
感動だあ。
引っ越しに際しての資金調達に奔走して、なんとか集まった。
本当に応援してくださっているみなさまのお蔭です。
ありがとうございます。

さて私は引っ越し隊長!
秋の舞台はすべてはずれて、引っ越し一直線!
10月1日から倉庫を事務所に改造する工事の着工!
散々もめた稽古場の床も新しくする!
あそこに、あれを置いて、あれはどこに入れようかしら?
いざ!引っ越し!
と、思いきや・・・。
役者座員が誰もいない・・・。

そうなんです。引っ越しするためには、お金が必要。
秋は稼ぎ時。
フィガロとどんぐりのダブルで回っている。
そうだ、フィガロが休みの時に・・・・・森がはいっている。
クルチオは四月のおにいさんに、夫人は娘になる。
どんぐりが終わったら!!!すぐにあおくんがはじまる。

誰もいない・・・。

お引っ越しは12月22日の葛飾でのフィガロが終わった翌日から、
年末にかけて行われる事になった。
私達のクリスマスはどこへ???????

おかげで、私は毎日自分のパソコンに向かって日記で遊んでいる。
しばらく舞台がないと思うと、本当にほっとする。
そして、どっと体調が悪くなっていく。えっ?
こ・・こ・・これは。
こんにゃく中毒という症状。
座は休み無く走り続けているから、たまに休むと身体がおかしくなるのだ。
こうやってまた日記を更新していく。ごほごほごほ・・・。


親不孝旅行の続き。
鉛温泉には、なぜか大沢温泉の番頭さんが自分の車で送ってくださった。
(なんとなく、大番頭さんがにらんでいたような・・・。)
この送ってくれた番頭さんは、一度大石さんの指導の『グランド電柱合唱団』っちゅうのに参加したことがあるらしい。そのお蔭かしらん?

鉛温泉には、立ってはいれる壷みたいな岩風呂がある。
これが、また混浴で親父が三人ではいろう!と言うから行ってみた。
わああ、かなり丸見えだ。
でも、まっいいか!
私と母親でとっとと入ってみた。周りの男性達はぎょっとしてた。
待てど暮らせど親父はこない。謎?
旅館内で迷ったらしい・・・。
彼が入って来た頃には私はのぼせそうだったので、出て行った。

小さい頃から親父は裸で家の中をうろうろしたりしなかった。
そういうちょっとダンディズムな所が、かっこよかった。
決してエロい話をしたりしない。
友達が来るとにこやかに出迎えて喋ってくれた。
授業参観は全部親父が来た。
昔は自慢の親父だったなあ・・・・・・・。ふふふ。

反対に母親は、素っ裸で家の中をうろうろしていた。
お客さんがきて呑んでいると、子供だった私の前でもちょっとエッチな話をして笑っていた。
岡原家では『子供の前でそんな話は・・・』というのは皆無だった。
親父の浮気の話も必ずしていた。
タバコをふかしていた。
その灰皿を私が掃除していないとすごく怒った。
そういう母は、かっこよかった。
昔は自慢のお母さんだったなあ・・・・・・・・・。ふふふ。

なんてことを、涼みながら考えていた。
三人で家族旅行というのは、去年私が退院してすぐ淡路島にいった時がはじめてで、
本当にしたことがなかった。
彼らは、商売に忙しく、ことに母は物凄い倹約家で、旅行には一切興味をもたなかった。
私には一人でキャンプスクールに行かせてくれたりした。
高度成長期にがむしゃらに働いた人たちだ。

そのおかげで、私は音楽を勉強させてもらえたわけだ。

今まで、必死で働いてきた両親に本当に感謝している。
そして、もう残す事は考えず、思いっきり自分たちの楽しみのためにお金を使ってください!

ところが・・・・・・。
75年間身に付いた母の倹約精神は、そう簡単にとれるものではない。
鉛温泉の帰りにシャトルバス(無料)に乗らずに、一人700円かかる路線バスに乗った事で怒り狂っていた。
これは、私が選んだ事だった。
親父は横で呑気に地図を指差しながら「今、この辺りやな」とか言ってるし、第一宿泊代がいくらかも何もしらない。母だけでやっている。こういう親父の子だからこんな娘になったと嘆いている。

怒りと爆笑が交互にやってくる家族旅行に、両親はすこぶる元気になった様子。
私は今、熱が出て、咽が痛く、鼻水じゅるじゅるだ。

まあ、親孝行旅行だったのかな????
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