事務所を最後にしめた人たち

すさまじい年末スケジュールを終えて、やっとこさ宿河原の新事務所の鍵を閉めたのは、１２月２９日の２２時だった。
朝からザ・ギカイという名の座員全員の会議。
新しい稽古場の使い方から今後のやりたい作品まで、いつになく熱い会議が行われた。
これはきっとみんな引っ越しで興奮したのだろう！
お昼頃、行きつけの飲み屋さんの潮さんからサンドウィッチの差し入れ！
そして１７時からまっぷたつの練習用録音。
しかし、あまりに難しく時間がかかり、途中で挫折。この日のすべてのスケジュールが終わってからやることになった。
それと並行してゴミの整理。
１９時から、２年生のソングの発表。ひとり２曲。
みんな、確実に成長していた。
座員の前で歌うのは、何よりのプレッシャー。
その緊張感もまた素敵にみえた。
発表が始まる前は、疲れ果てて倒れるかと思ったのに、これからを担って行く座員のソングに対するエネルギーを見せつけられると、本当に勇気が湧いてくる。
ぐっと、盛り返して、さあ、これで一応２００６年の〆。
手締め隊長、なべさんの音頭で三本締め！

よお〜お！チャンチャンチャン！

なのに・・・。

新年の稽古場開きパーティーのお土産のCD作りの練習。
それが終わったら、やり残したまっぷたつの録音。
ぎゃあああああああああ。

どんどん人が帰って行って、最後にとみやん、さとちゃん、おっさんで稽古場を閉め、萩さんと私で事務所をしめたのでした。

そして、いつもの飲み屋「潮」についたのは２２時半。
でも、２００６年の宿河原を潮のカウンターで締められたのは、私にとって大変満足だった。ふふふ。