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大魔女ビバリー様のお部屋
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やあっぱ、ビアガーデンでの生ビールでしょ!
池田高校関東支部の先輩、専業主婦とはとても思えない順子姉さんの招集のもとに、先輩から後輩まで集まって、大騒ぎ(私が)しました。
なんだか、高校の関係の人って、すごく気が合うのです。
一緒にいてすごく楽。
この姉さんには一年前に知り合ったのに、物凄く仲良くしていただき、折々に色々な遊びに招いていただいている。
超発散!な夜だった。





そして、稽古場に立ち向かうには!
草を食べる!
駅から稽古場への道にある無人販売所にあった「ヒユナ」という草。


よくわからないが、茹でてごまであえてみた。
それから、これも無人販売所のゴーヤ。
お豆腐とチャンプルしてみた。



そして、出かける前には、これも無人販売所の茄子とオクラを素揚げしたのをラーメンに入れて食す!

さあ!今日も稽古だ!がんばろう!

今回の銀河鉄道では久々の演出助手。
いつもとは違う頭を使っているので、なんだか頭が筋肉痛・・・?
でも、なんとも、稽古場は楽しく進んでいる。

なぜか小学生のワークショップをやっている気分になる。

つまり、みんな、かわいいんだな・・・。
先輩も・・・。ふふふ。
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頭の中はすっかり銀河鉄道ですが・・・。
なんとか沖縄を締めくくらなければ!


こんにゃく座の古典!セロ弾きのゴーシュ2010年版、このメンバーで沖縄で終了しました。




4月に入ったばかりのいっくんは、トラックへの荷物の積み込みが上手になりました。




次はどの荷物?と率先して思い物を担ぐチャミも若干2年生。

その旅を全部仕切る制作マネージャー沖まどかも若干2年生。

こうやって、旅は若者に引き継がれていきます。


実は沖縄ゴーシュってのは、私にとって結構感慨深いものなのです。

井村くんが入座した年に、はじめてゴーシュが沖縄にいける事になった。17年程前である。
その頃、4年生だった私は、座の旅に少々疲れていた。
しかも、座はその時に大きな問題を抱えていて、なのに、なので、座員全員で沖縄に行こう!という事になった。
つまり、いつもの旅の9人、プラス、ゴーシュにキャスティングされていない我々も連れていくというのだ。

私は大反対だった。


座にお金がないのに無駄な出費だと思った。

そして、行きたい人だけ行けばいいと思っていた。

ところが、座員全員で行かないと意味がないと言うのだ・・・。
座員全員での会議にも辟易していたので、とても嫌だった。

しかし、長時間話し合った末

「沖縄の空気は違う、音楽も違う!これは、実際行って感じないとわからない。だから全員で共通に感じたい!」


という言葉に負けて行くことになった。

行って、本当に感激した。

なんだろう、全く空気が違った。

宮古島での公演だったのだが、仕込み時間に行っても劇場の人が誰もいなかったり、開演時間になっても中々お客様がこなかったり、でもオペラの中で沖縄風な旋律にしている「てぃーちでぃーる」が歌われると、おおうけだったり、終わってからどなたかのお家に招いていただいて深夜まで泡盛でもりあがったり・・・。

4年生の私にとって、物凄く感動することばかりだった。

そして、今回、もはやゴーシュでの老名主のような私・・・。

最後の公演は日本のアビニヨン演劇祭とうたわれている演劇祭。
劇場もキャパ200人くらいの所で、お客様も大変のりがよくて、演者達の調子もよく、とてもいい舞台になった。

井村君が言った。
「17年後にぼくがねずみのおっかさんをやって、いっくんがゴーシュをやって、沖まどかがかっこうをやって・・・楽長は据え置きで岡ちゃんがやってたりしてね。ははは。」

こうやって、オペラは引き継がれて行くだろう・・・きっと。










本文がちっとも完成できないので、見切り掲載いたします。



22日に喫茶店コンサートの為に沖縄に先乗りした。

喫茶店をやってらっしゃるのがピアニストきほつんの浪人時代の同士武田くんのご家族!

この彼がまた凄いたおやかないい人で、きほつんいわく
「きほつんのほうから押し売りしたコンサート」
なのに丁寧に迎えてくださった。


空港から本番をやる那覇の国際通りの近くの「Poem」まで連れて行ってくれて珈琲とケーキをご馳走してくれた。

そしてリハーサルをするという事で(武田くんとも共演するので)八重瀬の「Poem」まで、また、こ1時間かけて移動。
着いたら今度は素敵なお母様が迎えてくださりランチタイム。
(いつまでたっても、リハーサルは行われない。沖縄たあいむ!ははは。)


なんだか、まああったりしていたら、先に観光なさいますかとか言って「ひめゆりの塔」まで連れて行ってくれた。


昔、来た時にはさっと通っただけで資料館にはいるのは初めてだった。

実はそんなに期待していなかった。何て言うか、ひめゆりはあまりに知られすぎていて、ちょっと観光地的な感じで…と思いきや!!!!

結局2時間、資料館をじいいいいいいっくり熟読!
そして証言フィルムを全部見て、そうすると、だんだん怒りが込み上げてきて、号泣。

少女達が兵隊さんからうじを取り出して、ドンドン死んでいく姿を目の当たりにして…それでも日本は絶対勝つと信じていた。
勿論知ってはいたけど、やはり沖縄でその事を改めて確認すると、本当に沖縄は酷い目にあったのだという事が身に染みた。(勿論広島だってそうだけど)

つまり国とは一体何なのか!である。
これは私のバースデイコンサートに萩さんが作ってくれた兄弟を殺しにという歌の中に出てくる文句だ。

「戦争に行く事は兄弟を殺しに行くことなんだ」という歌である。

奇しくも、喫茶店コンサートの最後にこの歌を組んでいたので、この詩に篭められた怒りを歌いきれるか…などと感慨深かった。


そして実際歌ってみたら、お客様が皆さんウンウンとうなづく。

武田くんのママが
「今、凄く沖縄の人は落ち込んでいるから、こういう歌を今歌ってくれたのが良かった」
とおっしゃった。

我ながら…凄くいいコンサートだった。


それには、もうひとつ大きな理由があった。


写真三枚目の、猫と男性。


実は今回のコンサートをやるために、一日早く沖縄に行ったので宿の手配が必要。
きほつんが友達がいるので泊まれるというから、甘えた。

どういう友達かというと…。

クラリネットの橋爪さんの奥さんの親友の弟さんで、サックス奏者の千葉さんという男性だという。
彼が下北沢でライブをやって一回会っただけだという。


ええええええええええっ!!!

一回会っただけで泊めてもらえるのお?


電話が通じなくてメールだけでやり取りしていて、ジャズクラブみたいなのをやってらっしゃって、そのお店しかわかんない…とか。

武田くんとのリハーサルを終えて、不安いっぱいでそのお店に向かった。

一目会って、これは大丈夫な人だとわかった。

しかし、大学教授の奥さんがいらっしゃる。

女を二人連れて帰っていいのか?と尋ねると、大丈夫!大丈夫!といって、奥さんを店まで呼び出してくれた。

しばらくして、物凄く可愛らしいベロンベロンに酔った女性が店に来た。

奥様だった。ひゃあ!


先に家に連れて帰ってくださり、猫と犬に囲まれて眠らせていただき、翌日は11時頃まで眠らせてもらい…。

初めてお会いしたのに超厚かましく。

しかし、千葉さんは
「沖縄ではイチャリバチョオデイ(一度会えば兄弟)だから大丈夫!」
とおっしゃった。
ひゃあ、本当にありがとうございました。


そして、喫茶店コンサートを終えると、きほつんの友達にコザまで送ってもらい、ホテルの部屋で打ち上げ!興奮冷めやらず、飲み過ぎ!


しかし、翌日は沖縄ゴーシュ本番!これまた凄かった!

続く…。
ひめゆりから始まり、美ら海で終わる駆け足の沖縄不思議旅!
暫く、写真でご想像ください。
本文はいづれまた…〓



沖縄感動の公演を終了し、飛行機までの時間を必死で遊ぶの巻き。
詳しくは帰ってから!



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