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コンサートが終わり、新体制会議週間が終わり、三班に別れて春の旅公演の稽古がはじまった。私は、注文の多い料理店組。
その稽古の隙間にパスポートの切り替えに行ってきた。






初めてパスポートを作ったのは大阪にいる頃。
大学の歌の先生にくっついてドイツに遊びに行った時だった。それっきりの海外。

座に入って、フランスのアビニヨンの演劇フェスティバルに行くことになった時にはパスポートの期限は切れていた。

セロ弾きのゴーシュで行くことになり、キャスティングに選ばれた・・・のに・・・海外公演をすることに、あまり賛成ではなかった。

海外公演・・・日本語を大切にするこんにゃく座にとってどういう必要があるのかわからなかった。

そもそも、私は、旅行ということにほとんど興味がなかった。

座で旅に行っても、ほとんど観光はせず、いい飲み屋を探すのに命をかけている。

しかし!そんな話ではなかった。
結果から言うと、海外公演をしたことは本当に素晴らしいことだった。
座にとって、大変な意義あることだった。
言葉がわからないお客様に何で通じるのか?
光さんの音楽は通じた。物語を伝えた。
そして、役者として、こちらがどういう事を伝えたいのか、しかっりしていれば必ず気持ちは通じる。
初日のスタンディングオベレーションにはこっちが感動した。


これが1999年。
こんにゃく座海外公演のはじまりだった。

ちなみに、その時のゴーシュのメンバーのほとんどは、その渡航前にはパスポートを持っていなかった。(大石さんがハワイに行ったことはあるけど・・・とか言ってたぐらいだったなあ。)

それ以来、何回も海外公演が組まれるようになり、その度に行くか行かないか揉めて、行ったあとは必ず行ったことの成果が出ている。

今回のオペラ「変身」海外ツアーもそうだ。

最後の最後まで揉めて、それでも、行こう!という事になった。

光さんの代表作である「変身」を東欧で公演できる喜びと不安は並みではない。

でも、お金が足りない・・・。

コンサートで「寄付、カンパのおねがい」の文章を挟んだところ、すぐに答えてくださった方々がいた。
涙がでる。本当にありがとうございます。

わたしたちには、こんなに応援してくださる方がいるんだ・・・ということが、どんな苦しい事も乗り越えられる栄養ドリンクだ!!!

その時作ったパスポートが、この4月で期限切れだった。
よくよく見直すと、まあ、本当に何回もタイに行っている。
私は下見に行ったりもしたから、みんなが1回の所を3回も行ったりしたのだった。

そして、そのパスポ−トの写真ってなんだか山姥のような写真だ。

そうだ!今回はネズミの涙のお陰で痩せている。今なら素敵な写真に!!!

手続きをして帰る時に気が着いた。

あら?
写真・・・その場で撮らなかった・・・ん?
きゃああああああああ!
免許と違って、その場で写すのではなく、持って行った写真が印刷されるのだ!!

持っていったのは、ぎりぎり半年前に撮った、物凄いぶっさいくな写真で、それは、書類に貼るだけの写真だと思いこんでしまっていた。

いや〜〜〜〜ん!

これから10年、この写真だあ。

だめだこりゃ。





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