ついに俳優座劇場最終日。
朝の楽屋口で愛娘と開くのを待ちます。
ところで今回ダブルキャストは同じ鏡前(1日交代です。)
本番が終わる度にメイク道具を片付けます。
でも、これだけは私がおきっぱなしにしても怒られません。
光さんの写真です。
舞台に向かう時、よろしくお願いします!と唱えます。
光さんは、大きなリスが足を挫かないように、巨大なおっかあの声が潰れないように、必要以上に華やかな9月の精が燃えろ燃えろと歌う時に息が上がらないように、なんだか、劇場の中にいて見ているような気がします。
あるお客様が言いました。
『最後12の月が揃わないんだよねー、娘が訪ねてきた時は揃ってるのにねえ!』
え?
それって、光さんがコッソリ月の精に紛れ込んでる?
(笑)
も~えろ~よたき~び、し~まいま~でもえろ!
さあ千秋楽!
光さん!よろしくお願いします!
朝の楽屋口で愛娘と開くのを待ちます。
ところで今回ダブルキャストは同じ鏡前(1日交代です。)
本番が終わる度にメイク道具を片付けます。
でも、これだけは私がおきっぱなしにしても怒られません。
光さんの写真です。
舞台に向かう時、よろしくお願いします!と唱えます。
光さんは、大きなリスが足を挫かないように、巨大なおっかあの声が潰れないように、必要以上に華やかな9月の精が燃えろ燃えろと歌う時に息が上がらないように、なんだか、劇場の中にいて見ているような気がします。
あるお客様が言いました。
『最後12の月が揃わないんだよねー、娘が訪ねてきた時は揃ってるのにねえ!』
え?
それって、光さんがコッソリ月の精に紛れ込んでる?
(笑)
も~えろ~よたき~び、し~まいま~でもえろ!
さあ千秋楽!
光さん!よろしくお願いします!
まあ、なんと、更新していなかった事でしょう!
全国のビバリー日記ファン(少数)の皆様、大変申し訳ございませんでした。
ピノッキオの疲れははんぱなく大変でした。暫く廃人。そして、森の稽古に突入。
でも、森は曲は全部覚えてるし、AB組あるし、ちょっとは楽かな…と思いきや、めちゃハードな稽古場でした。
何からお話していいやらってぐらい、沢山のことがありました。
今回の森は光さん追悼になってしまい、しんみりした気分になってしまうかとおもいきや、稽古場では笑いの渦でした。
やっぱり音楽が楽しい!
A組とB組があまりにも雰囲気が違い、どちらもいいところを盗みあい育てあう稽古場でした。
よく考えると、ダブルキャストがキャリアが違うのが多いです。
そうすると、変なライバル意識よりも、先輩は後輩にコツを教えてあげられるし、後輩の新鮮なアイデアを盗めるし、うまくいくものです。
大石演出は『ダブルキャストで話して役を作っていってくれ』とおっしゃいました。
初めて大石演出を受ける岡原は、大石の罠!というのがわかりました。
そして、それにうまくはまらないと大石マジックがおこるのです。
でも罠にはいると知恵の輪のように出口がなくなり違う事になります。
わたくしはもしかしたら、ゲネプロの後の稽古で罠を脱出したかも?
毎回、お客様に向かうのが楽しみです。
始まりのピアノが聞こえてきて、光さんを感じてワクワクしてきます。
そして、最後の森は生きているを歌うと、客席に光さんがいるような気がして泣いてしまいます。
きっといます。
クスクスって笑っていると思います。
ありがとう光さん、ああ、本当に素晴らしいオペラを私達に残してくださった!
今日の本番も頑張ります!
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オペラシアターこんにゃく座 岡原真弓の魂
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