夏休みの宿題が終わった岡原は、座が「そしてみんなうそをついた」で薮の中にはいって死にそうなのをほっといて、お芝居を立て続けに二本観て遊んでしまいました。
「サザン・アイランズ」燐光群+フィリピン国際交流プログラム
8月30日〜9月9日 シアターイワト
われらが元さん(黒テントの山元清多さん)が、燐光群を作・演出するとあらば、どないなことになるんか観ておかねば・・・と思い行ってきた。
三本立てで、一本は竹内一郎さんの作・演出、一本は坂手洋二さんの作で元さんの演出、一本は作・演出ともに元さん。
元さんの作・演出の作品になると、どっかああああん!って感じにみんなが解放されている。(壊されているとも言えるかも・・・。)
フィリピンの役者さんも混ざっていたから、元さんパワー炸裂!って感じのドタバタ。すごく面白い!マッカーサーなんかも出てきたりする。
そのドタバタの中にフィリピンと沖縄は同じような立場であり、フィリピンの人たちがいかに酷い目にあったかが知らしめられる。
ドタバタやっても大事な事をはっきり書く。
そんな元さんは、やっぱり素敵な親父だ。
そして、舞台を観ている元さんは客席でやっぱりいつもの状態だった・・・。ふふふ。そこも好き。
終わってから観に来ていた新井純さんと、元さんと、ダーリンと四人で楽しく呑んで、最高に面白かった。
「牡丹灯籠」花組芝居
9月3日〜15日 あうるすぽっと
とある理由で花組の芝居が終わってから飲み会をすることになったので、じゃあ、ついでにみちゃお!なんて事で見に行ったら、まあ、なんとも面白かった。
お芝居で肩肘はらずにあんなに楽しめたのは久々だった。
「牡丹灯籠」の話がこんなに色々なからみがあるなんて知らなかったし、円朝の落語を元にしているからか、めちゃくちゃ笑かす。
怪談というのは、つまり、恨みで、それは人間の欲からでるあさましさで面白い。
人の心が描かれているものには、大変惹き付けられる。
悪者というのはほんと、芝居になる。やりたい。
終わってから池袋で本来の目的である飲み会。
友人(座でよくお世話になった照明のAさん)が沖縄に移住するという。
住所もまだ決まっていないのに、10月の頭には今のアパートを引き払い、北海道に仕事に行った帰りにそのまま沖縄に飛ぶという。すげえ。
「遊びにおいでえな〜」と言われて別れたが、連絡先は携帯電話とメールアドレスのみである・・・。あはは。
とまあ、芝居を観て、その後、酒を呑む!これが至福の時間である。
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