最近、夜が滅法涼しくなって、豪徳寺の三毛子を膝の上に載せると、そのまま眠りこんでしまう。
稽古場では、ロシア、アバンギャルドの世界から大正浪漫の世界に移った。
私はゴーゴリの佐官夫人から180度違う、性格の素直な五月ちゃんという娘役。
帰り道、豪徳寺で猫に五月ちゃんの悲しい恋心を訴える。三郎さんへの想いの歌を思い浮かべ、イメージトレーニング?的に酔いしれる。
つまり、缶ビール片手なのである。
おかげで、夕べ…。
いつものように、猫を膝に抱いていると…。
チリンチリン!チャリンコが二台止まった。
「こんばんわ、大丈夫ですか?」
お巡りさんである。
「最近、目黒区で女性の事件があったりしますし、随分、思い詰めてるみたいですけど、大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ。」
「大丈夫ですか?大丈夫ですね。大丈夫ね。」
と何回も念を押された。
?つまり?
女性が独りで夜中に外にいると危険…という意味ではなく…あなたのような危ない感じの女性が事件を起こすんじゃありませんか?大丈夫ですか?って事?!
私は全く大丈夫です。
健全にお芝居をやっています。
大丈夫ですー!
PR
この記事にコメントする
- ABOUT
オペラシアターこんにゃく座 岡原真弓の魂
- 最新コメント
[09/24 九州のファン]
[12/07 九州のファン]
[12/07 岡原本人]
[12/06 九州のファン]
[01/02 九州のファン]
- アーカイブ