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大魔女ビバリー様のお部屋
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オペラ「ゴーゴリのハナ」無事千秋楽を終えました。
たくさんの方々の応援のお陰で、日々、舞台が上がって行き、最後のステージ、大
変な盛り上がりでした。

今回、わたくしの個人的サポーター(笑)のお姉様が3回も来てくださいました。
毎回、違うお友達を連れて・・・。
三回目に
「なんか、今日はわかったような気がしたわ。凄い楽しめた。」
と言ってくださって・・・そりゃ三回も観れば・・・的な・・・。

本当に感謝感激雨アラレです。

もちろん、わたくしのしらない所で4回来てくださってるお客様がいらっしゃるとかもききます。

一回目、全然駄目だったのに、二回目観た時凄くよかった!こんなに変わるのか!とか言ってくださった小学校の先生もいらっしゃいます。

まあ、つまり奇妙奇天烈、一回目になにかがひっかかると、嫌になっちゃう作品なのかも・・・しかし、わさび巻きのように、ぐえーっっとくるけど、もう一個食べたくなるような・・・。





写真は、姉さんがくださったランドリーネットと、小さな置き時計。

姉さんは深い意味なくくださったのですが、これが、また楽屋で超便利グッズなんです。
毎日舞台が終るとランドリーネットに自分の下着を入れて、洗濯機で洗ってもらいます。誰のかすぐわかるので便利!しかも可愛いから自慢(笑)

小さな置き時計は楽屋で時計が見えない場所があって、手元にあると、あと何分で開演がわかり、準備がスムーズにいきます。
しかもこの時計、裏が鏡・・・。目元のメイクなどのチェックができます。

ほんまにありがとう!!!



ということで、劇場での時間の流れを解説いたします。


基本的に毎日違う劇場で公演をするどさ回りのこんにゃく座。
こんなに長い期間同じ劇場でいられるのは、天国です。
しかし、この劇場、開演3時間前にしか入館できないので、ちょっこし準備が慌ただしい。
14時公演の場合、11時にドアが開くので、1分でも早く入ろうと、その前で入り待ちをします。
ノーメイク、ぼさぼさの髪を帽子でかくしてやってきます。
本人は女優気分。他人からは浮浪者。






私は朝食を食べずにお弁当を作って、楽屋で食べます。
着いたらすぐ、しかし女性が13名出演しているので場所がなくて、メイク道具の上に弁当箱を置いてたべます。
(隣の西田は凄い厚いメイクしているのに、なぜかメイク道具が綺麗に片付いています。謎。)

そして30分後に舞台に集合して、昨日の反省やら、合わせ稽古やらやります。
1時間弱。
この後、ご飯を食べる人もいるし、私はこのあとに自分の声の調整。身体の調整。



そして開演15分前、準備できあがり。

この時点では私は薄いメイク。




休憩後、佐官夫人として登場するので、濃ゆ〜いメイクになります。
落合夫人というのが演出からのお題だったので、香水もふりかけます。
舞台袖で歌うメンバーがむせて歌えないくらい振りかけます。
みんな怒ってます(笑)








今回の衣装、ほとんど手作り!
もちろん、デザインはのりみねさんですが、ひろかチーフが采配してくれました。
ひろかは、チェブラーシカに似ていてのんびり屋さんです。
そのおかげで、衣装部はとても穏やか。

しかし、彼女たちは私達が稽古している間に。もの凄いスピードで毎日頑丈にアイロンを掛けてくれて、衣装が生き生きするのです。
本当に情熱!!!って凄い!
ペラっとした生地なのに、最後までしゃきっとしてくれました。
ひろか、さとみ、ゆうこりん!ありがとお!







そして感動のラストステージが終ったら、あっという間にバラシ!
こんにゃく座は感動に浸ってる間はないのです。
床屋の亭主はあっという間に照明部の裏方さんになります。
重いケースを階段でせっせと。




六本木の大交差点に駐車して荷物を運びます。






ここでも、やっぱり最後には洗濯物を干す!という状態。


このトラックとハイエースを演出部だった井村くんといっくんが座まで運転して帰ってくれます。みんなはもう打ち上げを初めています。
でも、わざわざ、ちゃんと六本木に戻ってきてくれて、打ち上がってくれました。
こういう事もなんだかとても嬉しい。

こんにゃく座の作品は本当にみんなで作ってます。

演出部だけれど、ずっとお茶を作ってくれて、プレゼントでもらうお菓子を必ず味見してお茶場に出してくれるまどか、普通のお客様のようにニコニコして「面白かったですよお」と楽屋に来てくれる彦ちゃん、楽器を持ってスタンバイしている時に、受付に立ちながら物凄く嬉しそうにキラキラした目で見送ってくれる新人ザッキーしげどん。横綱なのにニコニコしてチケットもぎりをしている鍋さん。


そして、この期間にすでに次の仕事をどんど進めてくれているあいちゃんや、制作のメンバー。


座はフル回転です。




何もなくなった楽屋をみて、「意外と広いねんなあ」とつぶやく八等管先生。


劇場という空間、何も無い所から夢が産まれて、すぐ、消えていく。


なんて贅沢な事でしょう。

この作品を作った事は座にとってまたひとつの大きな財産になったと思います。 
たとえ物理的な財産はないとしても・・・へへへ。









おまけの写真は林屋三平師匠です(笑)





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