6月は東北4県を旅した。
そして週末は東京。旅のリフレッシュをする。
まず4日の土曜日。
横浜でのバロックコンサートを聞きに行った。
高校の先輩が出演していた。
古楽器が集まってのコンサートを初めて聞いた。
初めはチューニングが気になったが、だんだん、それも味わい深く聴こえてくる。
ピッチとは・・・何のためにあるのだろうか・・・???
まあ、それはともかく、コンサートをネタに高校の先輩と集まるのが楽しい。
年代を超えての集まりなのだが、とても話が楽しい。
ああ、リフレッシュ!!!
米沢での連続公演はさすがに咽にきて、東京に戻った時に耳鼻科にいった。
この耳鼻科は昔の事務所のあった駒沢にあるので、行くと事務所界隈を探訪する。
いつも行ってた「けん家」という飲み屋が建物ごと立て直しされていた。
「けん家」は、どこに行ってしまったかしら????
新聞屋も八百屋も魚屋もハンバーガー屋もまるごとなくなっていたから、事務所のとなりのラーメン屋を心配したら・・・。
ありました!三友軒!健在!
あのおばちゃんもいた。
駒沢の頃の苦労を思い出すと、今の苦しさも乗り越えられる気がする。
12日の日曜日はこんにゃく座の塾の講師をした。
色々な種類の人間が集まっていて、物凄くおもしろかった。
キラリに教えに行く時も思うのだが、歌を必死で学びたい!と思っている人と関わるのは、教える側にとっても凄く勉強になる。
なんだかとっても元気になった。
バイオリン?
トランペット?
19日の日曜日には、9月公演のプレ稽古!という事で旅で別れていた座員が全員集合。今回の公演では役者が楽器を吹いたり弾いたりする。
序曲の序曲みたいなのをいきなり練習。いきなり合奏。
その壮絶な演奏に、作曲家萩京子は抱腹絶倒していた。
トランペット。
トロンボーン。
名前のわからないなんとかっていう管楽器。
フルート。
バイオリン。
アコーディオン。
できる・・・というより、できるかもしれない楽器を集めて、合奏団をする。
ギターなどをやりたいといった人々は却下されて打楽器になっていた。
男達が座りながら叩いているのは「カホン」という打楽器。
しかし、どうみても楽器を叩いているというより・・・日曜大工のお父さん達であった。
合奏のあまりの下手さに、凄くリフレッシュした。
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昨日6月22日は、わたくしの48歳の誕生日!
東北道をトラックとハイエースで、ぶっ飛ばして10時間かけて移動。
着いたら、飛行機組が飲み屋で待っていてくれて、祝賀会!
勿論、翌日の今日は「ネズミの涙」弘前高校公演!
これがまた、なんともいい舞台だった。
お客様諸君は、本当に集中してくれて、リンが死んだ後、ぼやっと帰ってきたニッケルの姿が見えると、おっかあより先に、
「ばか!遅いよ!」
と、ザワザワ言ってくれてる。
こういう反応があると、おっかあは、ますますニッケルに腹がたって、八つ当たりして、おっとおの胸をどかどか叩く。
お客様との相乗効果。
ニッケルくんも、リンが死んだとわかった後の叫びは凄かった。
マネージャーで着いてくれてる花ちゃんいわく、
なんだか、みんな一週間本番が空いてる間に、色々考えて、体力も蓄え、今日のステージ良かった!らしい!
そして、
飛行機組をハイエースで空港までいっくんとしんちゃんに送らせて、さあ!ハイエース、トラック組はスーパーホテルの一室で、大宴会!
写真の光る物体は、そうです!お誕生日ケーキのろうそく!
実は、チャミが6月25日産まれ!
二人にむけてニッケルくんが誕生日ケーキを買ってきてくれた!
40過ぎたら自分からみんなに祝ってもらう!をもっとおにしている岡原は、イトーヨーカ堂でしゃぶしゃぶの材料を仕入れてきて、ホテルの自分の部屋でみんなを招き、しゃぶしゃぶ!
全員集合の宴会はめちゃくちゃ盛り上がり、最後は全員でテレビを見るワケノワカラナイ状態に。
私は一人っ子だから、沢山の人と誕生日を祝う状態というのは、大変嬉しい。
みんな!ありがとお!
東北道をトラックとハイエースで、ぶっ飛ばして10時間かけて移動。
着いたら、飛行機組が飲み屋で待っていてくれて、祝賀会!
勿論、翌日の今日は「ネズミの涙」弘前高校公演!
これがまた、なんともいい舞台だった。
お客様諸君は、本当に集中してくれて、リンが死んだ後、ぼやっと帰ってきたニッケルの姿が見えると、おっかあより先に、
「ばか!遅いよ!」
と、ザワザワ言ってくれてる。
こういう反応があると、おっかあは、ますますニッケルに腹がたって、八つ当たりして、おっとおの胸をどかどか叩く。
お客様との相乗効果。
ニッケルくんも、リンが死んだとわかった後の叫びは凄かった。
マネージャーで着いてくれてる花ちゃんいわく、
なんだか、みんな一週間本番が空いてる間に、色々考えて、体力も蓄え、今日のステージ良かった!らしい!
そして、
飛行機組をハイエースで空港までいっくんとしんちゃんに送らせて、さあ!ハイエース、トラック組はスーパーホテルの一室で、大宴会!
写真の光る物体は、そうです!お誕生日ケーキのろうそく!
実は、チャミが6月25日産まれ!
二人にむけてニッケルくんが誕生日ケーキを買ってきてくれた!
40過ぎたら自分からみんなに祝ってもらう!をもっとおにしている岡原は、イトーヨーカ堂でしゃぶしゃぶの材料を仕入れてきて、ホテルの自分の部屋でみんなを招き、しゃぶしゃぶ!
全員集合の宴会はめちゃくちゃ盛り上がり、最後は全員でテレビを見るワケノワカラナイ状態に。
私は一人っ子だから、沢山の人と誕生日を祝う状態というのは、大変嬉しい。
みんな!ありがとお!
岩手の旅の帰りは陸前高田高校に行ってきた。
座で集めた図書を運びに、トラック一台で。
とみやん、イムイム、岡原の三人。
(三人で西遊記をやるんですね!というニッケルの台詞のようだ。)
実は去年の早い段階で6月16日、この陸前高田高校での公演が決まっていた。
もちろん、公演できなかった。
場所がないのだ。
学校も市民会館も壊滅。
今は、大船渡東高校の廃校になった分校で授業をやっている。
体育館は自衛隊の基地になっている。
生徒500人が狭い教室でひしめき合っている感じだった。
校長先生は、「たくさんの方々に援助していただいているが、全く、街の再建のめどがたたないです。」と、おっしゃっていた。
先生方はみんな丁寧に応対してくださったが、凄く疲れていた。
避難所から通っている生徒もいる。
こんにゃく座は、高校が流されてしまったということで、なんとか、こちらの学校に義援金を送りたいと思った。
座員コンサート、歌会、変身の公演でみなさんから募った。お客様も凄く理解してくださって、お知らせのページで報告したが80万円あつまった。
授業時間に行ったので生徒さんには会えないと思っていたのに、特別に合唱部の可愛い子ちゃん三人が挨拶に来てくれた。
何もなくても歌は歌えるから!という事で、こちらはアカペラでぼくたちのオペラハウスを、彼女達は校歌を歌ってくれた。
天竺一座と天使のハーモニーのコラボレーション!!!
自分のオペラハウスの楽譜をプレゼントした。
図書の先生が集まった本で作った小さな図書室を見せてくださった。
こんにゃくらぶの方が直接送ってくださった本もあった。
全国から贈られてきた楽器たちもいた。
橋爪さんが贈ってくれたクラリネットもある。
運動場に自衛隊のジープがたくさん。
それでもこの横で生徒諸君は元気にサッカーをしていた。
帰りに、先生が「せっかくだから陸前高田の道を通って帰ってください、そして、この事をみなさんに伝えてください」とおっしゃった。
テレビで観ていた情景を目の当たりにし、絶句してしまった。
本当に壊滅だ。
枠だけのマンション、廃墟のようなホテル、山と積み上げられたぺちゃんこになっている車。
本当に船が突き刺さったままだったり・・・。
海から4キロは離れてるだろう場所も建物は壊れ、瓦礫がつまれている。
この瓦礫はいつ撤去されるのか・・・。
いつ、学校がたてられるのか・・・。
今日であの地震から100日。
まだまだ解決されないことがいっぱいある。
けれど、先生方は
「来年、必ず、ネズミの涙をみたいです!!」
と、はっきり言ってくださった。
いつか・・・必ず・・・。
朝8時30分に岩手のホテルを出て、東京に夜8時30分についた。
三人だけの天竺一座、濃ゆ〜い12時間。
最後の運転をどちらがやるかジャンケンしていた。
座で集めた図書を運びに、トラック一台で。
とみやん、イムイム、岡原の三人。
(三人で西遊記をやるんですね!というニッケルの台詞のようだ。)
実は去年の早い段階で6月16日、この陸前高田高校での公演が決まっていた。
もちろん、公演できなかった。
場所がないのだ。
学校も市民会館も壊滅。
今は、大船渡東高校の廃校になった分校で授業をやっている。
体育館は自衛隊の基地になっている。
生徒500人が狭い教室でひしめき合っている感じだった。
校長先生は、「たくさんの方々に援助していただいているが、全く、街の再建のめどがたたないです。」と、おっしゃっていた。
先生方はみんな丁寧に応対してくださったが、凄く疲れていた。
避難所から通っている生徒もいる。
こんにゃく座は、高校が流されてしまったということで、なんとか、こちらの学校に義援金を送りたいと思った。
座員コンサート、歌会、変身の公演でみなさんから募った。お客様も凄く理解してくださって、お知らせのページで報告したが80万円あつまった。
授業時間に行ったので生徒さんには会えないと思っていたのに、特別に合唱部の可愛い子ちゃん三人が挨拶に来てくれた。
何もなくても歌は歌えるから!という事で、こちらはアカペラでぼくたちのオペラハウスを、彼女達は校歌を歌ってくれた。
天竺一座と天使のハーモニーのコラボレーション!!!
自分のオペラハウスの楽譜をプレゼントした。
図書の先生が集まった本で作った小さな図書室を見せてくださった。
こんにゃくらぶの方が直接送ってくださった本もあった。
全国から贈られてきた楽器たちもいた。
橋爪さんが贈ってくれたクラリネットもある。
運動場に自衛隊のジープがたくさん。
それでもこの横で生徒諸君は元気にサッカーをしていた。
帰りに、先生が「せっかくだから陸前高田の道を通って帰ってください、そして、この事をみなさんに伝えてください」とおっしゃった。
テレビで観ていた情景を目の当たりにし、絶句してしまった。
本当に壊滅だ。
枠だけのマンション、廃墟のようなホテル、山と積み上げられたぺちゃんこになっている車。
本当に船が突き刺さったままだったり・・・。
海から4キロは離れてるだろう場所も建物は壊れ、瓦礫がつまれている。
この瓦礫はいつ撤去されるのか・・・。
いつ、学校がたてられるのか・・・。
今日であの地震から100日。
まだまだ解決されないことがいっぱいある。
けれど、先生方は
「来年、必ず、ネズミの涙をみたいです!!」
と、はっきり言ってくださった。
いつか・・・必ず・・・。
朝8時30分に岩手のホテルを出て、東京に夜8時30分についた。
三人だけの天竺一座、濃ゆ〜い12時間。
最後の運転をどちらがやるかジャンケンしていた。
去年もそうだったが、学校公演が多い6月は週末は東京、週明けに旅という形が多い。
またまた週明け、東北道を北上する。
今度は岩手県北上に行く。
今回、ハイエースで新しいドライバーを育成している。
写真のごっつい人は教官。後ろのプリティーな人は新人ドライバー。
たまたま、ネズミの涙組に新人ドライバー4人が揃ってしまった。
こんにゃく座の男子役者は運転が必修。
もちろん、本人が絶対やりたくないといえばやらせない・・・事になっているが、やってほしいと頼んだりする。
女子役者は、希望者。
今回、エントリーしているのは、まりちゃん、ちゃみちゃん。
そしていわば強制的に免許をとってもらったシンシンといっくん。
この新人ドライバー4人が、ハイエースをころがしてくれている。
サービスエリアでも、なんとなくお洒落な場所を探し当てるとみやん教官。
うるうる教官はいつも若者と一緒にいる。
そして北上市文化交流センターへ!!!
本番直前の女子楽屋。
本番直前の男子楽屋。
ほとんど同じ体制・・・なぜ???
これはネズミの涙独特の状態。
鼻を黒く塗っているのです。
汗や涙で流れ落ちないように、秘密兵器を使ってます。
この人は鼻を塗るのではなく、生徒さんがくれる花を持って準備しています。
そして、本番が終わり、ハイエースを借りて、盛岡の居酒屋へ!!!
この暖簾の奥にいるのがこの店の主。
「みかんや」です。
超、ゆるううういライブをやって、呑んで騒いで大盛り上がり!!!
そして翌日はまた東京へ帰ります。
陸前高田高校に寄って・・・。
続く・・・。
朝、二台のトラックと10人乗りハイエースが劇場の搬入口に停まる。
8時30分きっちりまでドアが開かないので、待っている。
2ステージを連ちゃんした後は、自分へのご褒美、米沢といえば「ミートピア」というくらい、こんにゃく座で有名なお店に行く。
このお店、米沢牛の店だが、お肉屋さんがやっていて、他の店の二割安い!
そして、めっちゃめちゃ美味しい。
肉は東京で食べられるが、この値段では無理・・・って事で必死になって行った。
因に、なぜ、こんにゃく座で有名かというと、13年前に、「変身」で行った時にみんなで行って、まさにその日、萩京子の姪っ子、森ちゃんが産まれて、萩パパに電話でお祝いして、おめでたいからおごってくれとか言って、みんなに追加のお肉をおごらせたお店なのだ。(私がじゃないですよ、萩さんがですよ)
今回、作曲で苦しんでいる萩さんにはちゃんと写メール送ってあげました。
お店のサービスの串焼きを食べた時点で、みんな大満足。
ゆうちゃんはタンステーキ。
イムイムは牛鍋。
超明朗会計で、自分が食べた、呑んだ分だけそれぞれで払う。
そして、翌日はワンステージやってから、秋田大曲まで移動。
農業高校体育館で仕込み。
前日に米沢で頂いたミニ兜の置物を冠って喜ぶ。
でも、写真でとると形がいまいちわからない・・・。
と、いうことでこの人に冠ってもらったら、ハイ!素敵でした。
そして、前日にさばいたばかりの豚さんで豚汁を作ってくださって、たくさん頂いた。
私は弁当を残して、豚汁二杯!
(もちろん弁当は終ってから夕食にして食べます。)
そして、翌日、ハイエースで仲良く東京に帰るのです。
続く・・・・。
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