岩手の旅の帰りは陸前高田高校に行ってきた。
座で集めた図書を運びに、トラック一台で。
とみやん、イムイム、岡原の三人。
(三人で西遊記をやるんですね!というニッケルの台詞のようだ。)
実は去年の早い段階で6月16日、この陸前高田高校での公演が決まっていた。
もちろん、公演できなかった。
場所がないのだ。
学校も市民会館も壊滅。
今は、大船渡東高校の廃校になった分校で授業をやっている。
体育館は自衛隊の基地になっている。
生徒500人が狭い教室でひしめき合っている感じだった。
校長先生は、「たくさんの方々に援助していただいているが、全く、街の再建のめどがたたないです。」と、おっしゃっていた。
先生方はみんな丁寧に応対してくださったが、凄く疲れていた。
避難所から通っている生徒もいる。
こんにゃく座は、高校が流されてしまったということで、なんとか、こちらの学校に義援金を送りたいと思った。
座員コンサート、歌会、変身の公演でみなさんから募った。お客様も凄く理解してくださって、お知らせのページで報告したが80万円あつまった。
授業時間に行ったので生徒さんには会えないと思っていたのに、特別に合唱部の可愛い子ちゃん三人が挨拶に来てくれた。
何もなくても歌は歌えるから!という事で、こちらはアカペラでぼくたちのオペラハウスを、彼女達は校歌を歌ってくれた。
天竺一座と天使のハーモニーのコラボレーション!!!
自分のオペラハウスの楽譜をプレゼントした。
図書の先生が集まった本で作った小さな図書室を見せてくださった。
こんにゃくらぶの方が直接送ってくださった本もあった。
全国から贈られてきた楽器たちもいた。
橋爪さんが贈ってくれたクラリネットもある。
運動場に自衛隊のジープがたくさん。
それでもこの横で生徒諸君は元気にサッカーをしていた。
帰りに、先生が「せっかくだから陸前高田の道を通って帰ってください、そして、この事をみなさんに伝えてください」とおっしゃった。
テレビで観ていた情景を目の当たりにし、絶句してしまった。
本当に壊滅だ。
枠だけのマンション、廃墟のようなホテル、山と積み上げられたぺちゃんこになっている車。
本当に船が突き刺さったままだったり・・・。
海から4キロは離れてるだろう場所も建物は壊れ、瓦礫がつまれている。
この瓦礫はいつ撤去されるのか・・・。
いつ、学校がたてられるのか・・・。
今日であの地震から100日。
まだまだ解決されないことがいっぱいある。
けれど、先生方は
「来年、必ず、ネズミの涙をみたいです!!」
と、はっきり言ってくださった。
いつか・・・必ず・・・。
朝8時30分に岩手のホテルを出て、東京に夜8時30分についた。
三人だけの天竺一座、濃ゆ〜い12時間。
最後の運転をどちらがやるかジャンケンしていた。
座で集めた図書を運びに、トラック一台で。
とみやん、イムイム、岡原の三人。
(三人で西遊記をやるんですね!というニッケルの台詞のようだ。)
実は去年の早い段階で6月16日、この陸前高田高校での公演が決まっていた。
もちろん、公演できなかった。
場所がないのだ。
学校も市民会館も壊滅。
今は、大船渡東高校の廃校になった分校で授業をやっている。
体育館は自衛隊の基地になっている。
生徒500人が狭い教室でひしめき合っている感じだった。
校長先生は、「たくさんの方々に援助していただいているが、全く、街の再建のめどがたたないです。」と、おっしゃっていた。
先生方はみんな丁寧に応対してくださったが、凄く疲れていた。
避難所から通っている生徒もいる。
こんにゃく座は、高校が流されてしまったということで、なんとか、こちらの学校に義援金を送りたいと思った。
座員コンサート、歌会、変身の公演でみなさんから募った。お客様も凄く理解してくださって、お知らせのページで報告したが80万円あつまった。
授業時間に行ったので生徒さんには会えないと思っていたのに、特別に合唱部の可愛い子ちゃん三人が挨拶に来てくれた。
何もなくても歌は歌えるから!という事で、こちらはアカペラでぼくたちのオペラハウスを、彼女達は校歌を歌ってくれた。
天竺一座と天使のハーモニーのコラボレーション!!!
自分のオペラハウスの楽譜をプレゼントした。
図書の先生が集まった本で作った小さな図書室を見せてくださった。
こんにゃくらぶの方が直接送ってくださった本もあった。
全国から贈られてきた楽器たちもいた。
橋爪さんが贈ってくれたクラリネットもある。
運動場に自衛隊のジープがたくさん。
それでもこの横で生徒諸君は元気にサッカーをしていた。
帰りに、先生が「せっかくだから陸前高田の道を通って帰ってください、そして、この事をみなさんに伝えてください」とおっしゃった。
テレビで観ていた情景を目の当たりにし、絶句してしまった。
本当に壊滅だ。
枠だけのマンション、廃墟のようなホテル、山と積み上げられたぺちゃんこになっている車。
本当に船が突き刺さったままだったり・・・。
海から4キロは離れてるだろう場所も建物は壊れ、瓦礫がつまれている。
この瓦礫はいつ撤去されるのか・・・。
いつ、学校がたてられるのか・・・。
今日であの地震から100日。
まだまだ解決されないことがいっぱいある。
けれど、先生方は
「来年、必ず、ネズミの涙をみたいです!!」
と、はっきり言ってくださった。
いつか・・・必ず・・・。
朝8時30分に岩手のホテルを出て、東京に夜8時30分についた。
三人だけの天竺一座、濃ゆ〜い12時間。
最後の運転をどちらがやるかジャンケンしていた。
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