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大魔女ビバリー様のお部屋
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ピノキオ、初、体育館!

行ってみたら、体育館が三階!

いつもなら、搬入を考えてぞっとしてしまうのだが、ピノキオの場合荷物が少ないから、屁でもないヾ(^▽^)ノ

というのは大間違いだった。

荷物も少ないが、人も少ない事を忘れていた私…。

足が筋肉痛になった。
しかし、そんな痛みをぶっ飛ばす公演だった。

約一時間半、休憩なしでもつか?
なんてもんじゃなかった。

ピノキオくんが初めに芝居小屋に誘われる所からすでに
「イッチャダメだよ!」

狐と猫が金貨の話をするやいなや、
「嘘だよ!嘘!」

つまり、悪役の岡原は登場する度に、
「嘘だよ!騙されちゃだめ!」コールで、悪役ミョウリにつきる!というもんだ。
挙げ句の果てには、太鼓叩きで
「おい、このロバいくらだ?」
と歌うと、
「いちおくえーん」
このシーンは私が一人で喋るシーンなのだが、全部受け答えしてくれて、大騒ぎになった。

そして、最後の海を渡るシーンでは、おじいさんとの再会、女神の言葉を固唾を呑んで聴いてくれた!

昔、学校公演はこんにゃく座の砥石であると光さんがおっしゃったが、まさにそうであった。
もちろん、この学校は先生方が協力的だったし、かなり集中力のある、かつ自由な子供達だったからではあったが、やはり、子供を信じよう!と確信できた。
作品を旅にかけていくときに、様々な試行錯誤が行われる。
ピノキオは旅が始まったばかりだから、不安でいっぱいである。
けれど、こんなふうにひとつひとつの公演をきちんとやっていけば、必ず!

今日も元気にピンとやろう!

元気にやるために、みんなでホルモンを食べにいく仲良しピノキオチームでした(゜o゜;)



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ピノッキオ、日本の旅公演、はじまっている。

今日も小さなお客様に支えられて、舞台が盛り上がった。

この写真は「こども劇場」「親子劇場」のみなさんからのプレゼント。

今日は、冒頭から、さくら????ってくらい笑う小さなお客さんがいて、その笑いに大工の棟梁=だいとうりょうは、大喜び!!!
一気にテンションがあがり、鬼門であった掴みがうまくいった・・・ような気がする。

キツネと猫のシーンでは
「嘘だよ!絶対、嘘だよ!!!」
と、小さなお客さんは言っている。

おもちゃの国のシーンで
「遊びたいだけ遊んだ子供、そのうちみんなロバになる・・・。お菓子ばっかり食べてた子供、そのうちみんなロバになる。好きなことだけしていた子供、そのうちみんなロバになる・・・。働くだけのロバになる・・・。」
と、歌うと、いちいち、小さなお客さんと大きなお客さんが反応している。

そして、最後・・・、すべてが終わって、四人がドンゴロスに帰っていった時、身を乗り出して観ていた小さなおきゃくさんが、

「は〜〜〜〜っ」

とため息をついた。

物凄く、疲れたのだろう・・・。
物凄く、ピノキオくんと一緒に、この時間をドキドキしたのだろう・・・。

このため息で私達はこの作品を旅して行ける気がした。

ありがとうございます。





本日夜21時からNHK総合で鄭さん作のドラマが放送されます。「最後の戦犯」
油山事件のことが原案らしい。


そして今日、下北沢OFFOFFシアターで鄭さんの脚本演出のひとり芝居
「線路は続くよどこまでも」
千秋楽。

朝鮮鉄道の駅長さんの話。
日本が敗戦したことによって翻弄された駅長さんの日本に帰るまでの話。
これはもう号泣もの!
コント赤信号の小宮さんが演じているのだけど、いやー凄かった。良かったー。
あんな一人芝居みたことない。
鄭さん、小宮さんのコンビだからできたんだろうなあー。

だって、一人芝居なのに登場人物何人もいるんだもん。

まあ、鄭さんの戯曲はいつもひどい。
座に書いてくれる時も8人のキャストでも30人以上登場する…。

ネズミの涙どうなることやら…。

それにしても最近の鄭さんの書くものは「戦争」がテーマになっていることが多い。
「ネズミの涙」もそうである。
ネズミの衣を借りて?はっきり語っている。




ところで、
小宮さんは、そのたくさんの人物を決して小器用にではなく、きちんと演じていた。
このきちんと!ってところが、大切だなあーと思った。

あら?
ふと気がつくと、私もピノキオで五役演じているではないか!

きちんとしなきゃあいけない!


そしてこの日記を書いているのは千葉に向かう電車の中。
今日は千葉教育会館でピノキオ公演です。

きちんと、元気に、ピンピンピン!やってきます。




ピノッキオ公演がはじまった。
この作品をやっていると心が温かく、柔らかく、楽しくなる。
しかし肉体は・・・。

おかげさまでピノキオ日本ツアー初日の幕があきました。
ここは新潟。新幹線の停まる「浦佐」という駅だが、駅前には何もない。
その駅からさらに車で20分、小出郷文化会館というホール主催の公演だった。
担当の「えのもとさん」というお兄様が、10年前からこんにゃく座をよぼうと画策してくださって、念願かなって今回お邪魔できた。

ところで、
今回の稽古のそれぞれの目標で、岡原、佐藤は
「力まない」「バタバタしない」
とした。

稽古場での通し稽古の時・・・。

作曲家に
「ピノキオをとりまく人物たちが物凄く魅力的でないと、この作品は成り立たない、岡原は気を抜いてる感じ、さとちゃんは具合悪いのかと思った・・・」

があああああああああん。

そおか、抜くのと、力まないのは違うのだ。

新潟の本番、ゲネプロを120パーセントでやった。
そして、本番!ほどよく力が抜けて、ほどよく力んだ気がする。
もちろん、お客様もすごく喜んでくださった。

しかし終演後、メイクを落としてもしばらくみひらいた目が元にはもどらなかった・・・。



これぞ、鼻かんむり。


赤ずきんのずきんは親方の炎。
なんの意味かわかりたい方は劇場へ・・・。


食事はいつも全員一緒。
旅構成メンバーがプロも含めて9人。


新潟のホテルにクリスマスツリーとトナカイがいた。



初日があけて、かんぱ〜〜〜い!
自由参加の飲み会にも、やっぱり全員いた。


だから、私のカメラは縦で撮ってって何回も言ってるのに横にして撮る太田まり。



初日の興奮さめやらぬ岡原が、飲み屋から帰って監督の部屋に押し入ったら、もっと興奮さめないジェペット佐藤がいた。


部屋呑みの最後は監督の大演説だった・・・らしいが・・・岡原は記憶なし。
19日のリハーサルの時、光さんはご自分が何をするのかほとんどご存知なかった。

デュエットしても、歌詞は間違うし声も小さいし、いやー、果たしてうまくいくのかしら?

なんて、考えてる私はまだまだ若輩者でした。

志村泉は林光を熟知していました!
コンサート当日の光さんの出来映え?!恐るべし!


実は19時15分開演のその理由は、18時からしか会場を借りられなかったのです。
私といえば結局ピノキオの稽古は26日からになって、ワークから帰って案外のんびりと過ごしていた。

当日はもちろん朝から空けてあるので、ゲネプロできない分、家で衣装まできて一人で歌ったり…。
いつものオカハラからすると準備播但!

会場にも入れないけど早めに行き、衣装もトイレで着替えたりして(これは座で慣れてる)

いざ、リハーサル!

ブチっ!!

アコーディオンのベルトが切れた!

ギャオ!!

しかし、新曲は合わせておきたい!ビニールテープを巻くものの、全然とれてしまう。

とりあえず、片方のベルトだけで弾く。

光さん
「バイオリンの弦が切れたのは見たことあったけどなあー。あはは。」笑ってる。

荒川さん
「へえー、ベルトが切れる事なんてあるんですねー」感心しきりである。

志村さん
「これぞまさにベルトキレルトブレヒト!きゃはは」えっ…ダジャレ?


誰も慌てない(=゜ω゜)ノ

私はソロの練習は一切せず、本番に突入!

しかし…。
恐らくその集中力の高さは、未だかつてない高さだった。
まったくを歌詞を間違えなかった。

そして本番での志村さんの司会、光さんのトーク、あっという間に会場の空気を掴んでいる。

そして荒川さんのフルートの音色に同じ舞台上にいながら涙してしまった。

光さんのソングをききながら、ソングはこうだよなー、などと思い、一緒に歌える喜びに震えた。

私はソロの最後に「ねがい」と「うた」を歌った。思った通りに歌えた。

20年こんにゃく座をやってきてよかった。


観に来てくださった方、共演させていただいたすべての皆さんに感謝いたします。

いやあ、ソングっていいですねー。
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オペラシアターこんにゃく座 岡原真弓の魂
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