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大魔女ビバリー様のお部屋
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無言館に行ったついでに、別所温泉に行った。
上田駅から2両編成のかわいらしい電車で行く。
駅から各温泉旅館に運んでくれるバスがあり、旅館も華美でなく、愛想がよく、なかなか素敵だった。




81歳と79歳のカップル。
これぞ、岡原真弓を作り上げたお二人。

この二人、一生に一度のこういう写真かもしれない。
親父は陸軍少将の息子で、志願して戦争に行き、敗戦後に左傾した。
女性にベタベタしない。
母は、才女であの時代に珍しく大学に行って、左傾して中退した。






朝ご飯を旅館で三杯食べたのに、昼前にどうしても
「長野で蕎麦くわんとなあ」
といい、蕎麦屋にはいる。



お金を払う、母。
岡原家の経済力はすべてこの人だけの才覚である。

親父に食べ過ぎである!と日々怒り狂っている。

なぜ、怒るかというと、もちろん、第一番には彼の健康に悪いとの事。
しかし、親父は肥満ではなく、数年前に受けた「大動脈瘤」の8時間に及ぶ、開腹手術にもめげず、元気である。
まあ、最近、食べる量が増えている気がしないではないが、そのぶん、酒の量は減っている気がする。
一方、母のほうは健康志向でヘルシーな物をゆっくり食べる。
なのに、放漫な体型である。



怒り狂う本当の理由は・・・。
親父につきあい、母も食べるわけなのだ。
親父は太らないが母は太る。

母は言う。
「親父は消費型、私は貯蓄型。金もそうや!!!!!」

この親にして我あり・・・さてさて、私は何型だろう????
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