今日は日帰りで群馬県に行ってきた。
行きはよいよい帰りは・・・。
行きは浅草から「りょうもう」という電車に乗り、1時間ちょっとで太田に着いた。
帰りは・・・「りょうもう」という特急がない時間になった。
なのに、家に帰れる。
つまり、普通電車、しかも、私と大石さんは地下鉄で2時間半。
大石さんは群馬〜埼玉〜東京〜神奈川というツアーだ。
太田駅でこの長い道のりの為にビールを買い込もう・・・としたら、駅の売店は終了。(まだ20時半なのに)
慌てて、近くの「ドンキホーテ」に駆け込む。
大石氏はよく夜遅く溝ノ口のドンキに行って、酒類を買っているらしく、酒類があることを知っていた。
20時51分発の電車に乗り込む。
車内では、酔っぱらってゴロゴロねころがりながらぎゃあぎゃあ騒いでいる若者三人。こういう光景は首都圏ではあまりみられない。
この電車で久喜という駅まで1時間。
呑みながら、喋りながら、わりとすぐだった。
しかし、これからが長かった。
照明の北沢さん、オッキーも降りてしまい、大石氏は寝てしまい、私はひとりつまみを食べながら、三本目のビールを呑んでいた。
下駄をはいた酔っぱらいの親父が乗ってきた。
「おい!この電車、どこ行くんだ!」
と言ってきちんと下駄を揃えて、座席に横になった。
さて、電車は東京に入ってきた。
大手町、少しづつ人が増えてきた。
突然、普通の若者がゲロを吐いた。
連れの女性と降りていった。
わあ・・・。
渋谷に近づくに連れて、どんどん人が増えてくる。
しかし、ゲロのおかげか、たまたまか表参道にきても、そんなに混まなかった。
さて、渋谷!
さすがにどおおおおおっと人が乗り込んで来た。
駅員がすぐ入ってきて、横になっていた親父を起こした。
どうも、そのゲロを吐いた濡れ衣をかぶせられている様子。
親父、逆切れ!
その切れっぷりがちょっと笑えた。
親父の向いに座っていた若者も、笑ってしまったらしい。
親父、さらに逆切れ。
「なに笑ってやがるんだ!ばかやろお!」
「ごちゃごちゃ言わんとはよおりろや」
「ここは、東京なんだ!大阪弁使うな!おめえがおりるまでおりねえぞ!」
人垣にまぎれて私達の姿は向こうに見えなかったので大石氏と私は大笑い。
まあ、すったもんだして結局、6人くらい駅員がきてその親父をおろし、その笑った大阪弁のおにいちゃんもおりてくれた。
おにいちゃんは、自分がおりないと親父が降りなくて、電車が発車できないからおりてくれたんだろうなあ・・・ええおにいちゃんや。
駅員はなぜ、渋谷で乗り込んで親父を起こしてくれたんだろう?
そして、そのゲロは掃除されずに、その車両はすいていた。
長い道のりだった。
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