桜の花びらがハラハラと散り、新年度がスタートしている。
フェイスブックにかまけて、ついつい停滞させてしまうビバリー日記。
今年度はちゃんと書きます!
座の大掃除を年末でなく年度末にやろう!となったのはいつからだったか?
とにかく年末の掃除は旅でクタクタになっているうえに寒いし、みんな機嫌が悪くてなんだか効率が悪かった。
それが年度末、つまりは年度始め4月1日になってから、なんとなくみんな機嫌がよくて、爽やかで、そして必ず晴れる。
新入座員はいつも掃除からはじまる。うた会の為に作った座席にみんなで座って二人の挨拶を聞く。
財政難の座に新しい人を迎えるのは苦しい。
けれど、それ以上のマンパワーが期待される。座のエネルギーが生まれる。
お茶場のパンチカーペットの張り替えはうるおさんの提案!
いざ始めたら、両面テープがなくて買いに走る。
今年は舞台部の細かい整理をしよう!白羽の矢かたったのは玲子!
衣装部のお姉さまがたは普段から片付けているからか、順調に作業が進む。
岡原は毎年男子楽屋の掃除を希望する。だんだんみんな慣れて大掃除の前にどこかに私物を隠している。
代表も資料庫の整理。
副代表のお仕事は全員のネームプレート磁石を作る事!
この磁石を、稽古に来たら、稽古場に入った階段の脇の左のボードにくっつけるわけだが、最近それをサボってる人が多い!と花ちゃんが怒る!
理由は階段の蛍光灯がすぐにつかないから暗くてよく見えない、という人と蛍光灯をつけると電気代がかかるからという人とがいる。
勿論、私は後者である。
しかしまあ、暗くたってつけりゃあよいのだが、面倒くさいことへの言い訳でしかない。
そして私は真っ暗のまま手摺を握って登っていく。ん?私は実はこの手摺をつけるのを反対した。
引っ越してきて改装するときに色々と節約したいと思って、階段には手摺はいらないと主張したのだった。
ところが代表はお年寄りのお客様もいらっしゃるから絶対必要!と主張。そして付けた。
反対していた岡原は今やこの手摺に掴まってしか登れなくなっている。
引っ越しから10年。座員47名(大石さんが目指していた忠臣蔵シジュウシチシになった!)
大掃除でスッキリしたあとは、ザ・ギカイ!47士全員で去年の決算、今年の予算カンカンガクガク。
運営委員は作った予算案をみんなに理解してもらうために必死で説明する。声が枯れる。
そして、それを必死で聞く座員全員。新入座員においてはチンプンカンプンだろう。
あるお金をどう分配するのかではなく、ない資金でどう運転して生きていくかを考える。
支出の見込みは多めに、収入の見込みは手堅く少なめに、当然赤字予算で始まる。
ううううん!苦しい
なのに、ギカイが終わったらうた会の稽古をする。歌う歌う歌う。
ほんまに、ようやりまんなあである
今年のうた会では日本国憲法を歌った。光さん、萩さん、吉川さんの作曲による。
9条は第九のパロディーからはじまる。アッパレである。
各自でカバーを工夫して本のようにみえるようにせよ!という事で、私は会議のあと、夜中にタウンページを切り抜いて作った。
みんながそれぞれのカバーで、声を合わせて日本国憲法を歌う!気が合ってんだか合ってないいんだか、なんだかこんにゃく座らしい!
あとになってから、日本国憲法の本読んだり映画みたり、トンチンカンな私だが、確実にわかったことはこの憲法は日本人が世界に誇れるものであるという事だ。
9条がノーベル平和賞とらないかなあ!
という事で今年度もよろしくお願いいたします。
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