毎度の事ながら、本公演の時はふと気がつくとビバリー日記が止まってしまう。
ごめんなさい。
本日無事劇場での仕込みがはじまった。
しかし、オペラを二本立てでやってしまおうって企画だから、そりゃあもうてんてこまいである。
今日のうちに装置が簡単なゴーシュの通し稽古をやってしまい、終わってから、吾が輩の装置の搬入。
と書きながら、妻君は仕込み免除してもらっているので、家でゆっくりしていた。
いつもはこういう日に自分の台詞や歌をシュミレーションするのだが、今回は、
『どのシーンでどのタイミングで何を出すか?』というのをシュミレーションする。
日常のお芝居だからだろうか、とにかくやたらと食べ物や飲み物がでてくる…。
我が家にはしょっちゅう客が来るので(劇中の話ですよ)妻君である私はその度に色々な飲み物食べ物を出す。
まず、迷亭さんがやってきた時に、西洋かぶれしたこの男には紅茶を出す。主人にはお茶。迷亭さんはしょっちゅう我が家を訪ねてくるので、お茶でなく紅茶というのはお決まりなのである。
そして、初めてやってきた寒月くんには、お茶を出す。
翌日、主人に雑煮を出す。
東風くんがきて、この子はなんだか可愛らしいので初めてなのにカステラを出す。紅茶も出す。主人はお茶。
寒月くんがよく訪ねてくるようになり、雪見酒をしようというので日本酒をお銚子とお猪口で出す。
次にみんなが訪ねてきた時は花見酒をしようという事で庭先にゴザを敷いて、一升瓶、コップ酒を出す。因みにこの一升瓶は光さんが好きだった景虎である。
数日後、読書会をするので、みかん、お煎餅、ビール、ウイスキー、お豆、を出す。
さて、実際に本物を使うのはどれでしょう?
あら?初演ではこんなに出していないのに…。
そうなのだ、私たち役者が自主的に勝手に出しているのだ。ありゃりゃ?
自主稽古の初めには牛鍋まで出していた。これは音楽監督の激しい反対にあい却下となった(笑)理由は、みんながダラダラしているシーンなのに、必死で食べているからダラダラ感が出ないという事であった。
はい!差し入れには、カステラ、煎餅、みかん、ノンアルコールビールをお願い致します。ほほほ。
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