梅雨の時期だったのに、まあ、本当にずっといい天気だったなあ。
ああ、福島ツアー・・・6月1日から始まって、きっちり30日に終わった。
良い天気と良い人に恵まれたツアーだった。
初めの頃に泊まった宿の不思議な蝶チョのお部屋。
ここの女将さんもええ人やったなあ。
教育委員会の方のお勧めの飲み屋。
ラーメンとスイカ・・・???不思議な店だった。
郡山の駅前にある科学館!
銀河鉄道の参考になるかと入ったものの・・・。
マドカとでは、チンプンカンプンで・・・いっくんと行けばよかったねとお互いに語り合った。
(しかし、マドカは居並ぶ小学生を吹き飛ばし、体験なんとかでジャンプしたり、ぐるぐる回ったりして楽しんでいた。)
ここは、白河の会館の楽屋。
超、和な感じ!
このブログをお読みのネズミ組の諸君!
おそらく、お茶場になるであろう応接室なる場所の切り絵の裏をご覧なされ!
あまりに素敵な空だったので、いっくんは影にしてみました。
健気な若者照明チーフに泣かされた夜だった。
「こんにゃく座では色々な小屋でやらせてもらえて、それは自分にとって、とてもいい経験になります。そして、どんなに照明がしこめなくったって、本番をやっている役者さんには変わりはなく、毎日いい舞台をやっておられるので、すごく、感動します・・・。」
こんな事言ってくれた・・・(涙)
この河原を歩いて会館に通ったのだが、途中、鯉に餌をやってるおっさんが・・・と、思いきや、うちの「おっさん」(大石さんのニックネーム)だった。
バラシをヒールで手伝ってくれるピアニストにも励まされたなあ。
色々なスタッフの皆さんに支えられての長いツアーだった。
本当にありがとうございました。
って、まだまだ旅は続くのですが・・・。
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福島県ゴーシュ公演の締めくくりは、なぜか上野の飲み屋。
しかも、チャミを拉致してのおかしな宴会となった。
ゴーシュ組のアイドル、チャミこと熊谷は2年生ながらに仔狸にキャスティングされた強者。
強者とは・・・・。
お酒はほとんど呑まないくせに呑み席できゃあきゃあ笑っている。
座歴20年選手の楽長とかっこうに囲まれながらも、物怖じせず、笑っている。
芝居に厳しいゴーシュ君と毎日、逆立ちをやって笑っている。
呑まないけど、メガボトルを持って笑っている。
そして、なんと・・・・・
腕だけで全身をこのように垂直に保てる・・・恐るべし腕の筋力とバランス感覚・・・エアー鞍馬?????
そして、この時も笑ってる・・・。
男勝り?と思いきや?
本番中、一応、ちゃんと、お化粧直ししているのも、ちょっと笑える。
そして、ここにもまた、なぜか、水車小屋が・・・。
ゴーシュ君と、本番の通りの態勢で・・・。
座る時、いつもまっすぐな姿勢。
一番の特徴は、マニアック・・・。
私には全くわけのわからない世界なのだが、なんだか、こういうものに大変興味を持つらしい。
いつも、まっすぐ背中を伸ばして、私たちのくだらない話にばかうけしてきゃあきゃあ笑う。
何にでも一生懸命で、辛い気持ちは隠して、淡々とがんばる。
未来の巨匠である。
しかも、チャミを拉致してのおかしな宴会となった。
ゴーシュ組のアイドル、チャミこと熊谷は2年生ながらに仔狸にキャスティングされた強者。
強者とは・・・・。
お酒はほとんど呑まないくせに呑み席できゃあきゃあ笑っている。
座歴20年選手の楽長とかっこうに囲まれながらも、物怖じせず、笑っている。
芝居に厳しいゴーシュ君と毎日、逆立ちをやって笑っている。
呑まないけど、メガボトルを持って笑っている。
そして、なんと・・・・・
腕だけで全身をこのように垂直に保てる・・・恐るべし腕の筋力とバランス感覚・・・エアー鞍馬?????
そして、この時も笑ってる・・・。
男勝り?と思いきや?
本番中、一応、ちゃんと、お化粧直ししているのも、ちょっと笑える。
そして、ここにもまた、なぜか、水車小屋が・・・。
ゴーシュ君と、本番の通りの態勢で・・・。
座る時、いつもまっすぐな姿勢。
一番の特徴は、マニアック・・・。
私には全くわけのわからない世界なのだが、なんだか、こういうものに大変興味を持つらしい。
いつも、まっすぐ背中を伸ばして、私たちのくだらない話にばかうけしてきゃあきゃあ笑う。
何にでも一生懸命で、辛い気持ちは隠して、淡々とがんばる。
未来の巨匠である。
ゴーシュ組のマドンナ、沖まどかは、朝から大忙しだった。
朝食はいつもギリギリ、でも、ちゃんと食べる!
朝からからあげ!
雨にも負けず、ホテルから会場へ向う。
彼女のお仕事は制作マネージャー!旅のツアーコンダクターみたいなもの。
(本来は役者です。が、時と場合で、私達は裏方だけで旅に出動!)
連絡事項を自分の顔よりでかい紙に書いて、一生懸命喋っている。
ベテランな出演者達は、ほとんどわかっている内容なので、話を聞かずにからかう。
そして、座の副代表、大石氏と丁々発止の前説をこなす。
開場してから20分ほど、毎日、大石師匠と練習。
白河の会館では場所がないので、トイレの中で!
「最近、うけを待ちすぎているので、初心に帰ってやろう」
などと師事されるらしい。
まさに親子漫才。
制作マネージャーのお仕事は本番だけでは終わらず、みんなで会食の時も働く、働く。(食べ残しは全部彼女が処理!)
みんなで撮ったプリクラに文字をいれている。
きっちり、スペルを間違えていた!
そんな事はもろともせず、エアーホッケーはかなりな実力!
しかし、お箸の持ち方は注意される。
恐らく、この旅中に持ち方がかわるであろう。
節約、健康、の為に会館からホテルまでの2キロ程の道を歩く!
なぜか、途中に水車小屋。
ゴーシュくんと記念写真。
そして、毎日、みんなの為にホテルで氷をもらって、美味しい麦茶を作っています。
こんにゃく座って、結構、花嫁修業になるのですよ。
美味しい麦茶をいかに効率よくつくるとか、氷はホテルでもらってくるとか、いかに早く洗濯するかとか、いかに安くて美味しい弁当を、それぞれの好みを鑑み取り寄せるかとか…。
独身女優、たくさんいますよ!!!
どうぞ、お申し込みを!
でも、家にはずっといないんあだなあ!!!!!!!
がびょおおおおおおおおおおん!
頬っぺたの国旗のペインティングが赤青白のオランダになってしまったから日本は負けたのかしら?
なんて冗談は置いといて、頬っぺ打撲傷は腫れはおさまり、なんだかわからない赤い内出血が出て…。
一晩寝たら今度は瞼の上が腫れ上がり…。
ノンアルコール悪ガキビールを呑んで禁酒したり…。
汚い看板の温泉に行ったり…。
絶対こりゃ事業仕分けだなあ…ってな市営のどでかい温泉に行ったり…。
高級旅館の温泉にビジターで行ったり…していると!!!!
一週間で!
はい!結構治ってきました。
大変ご心配おかけしました。
そして日本は勝ちましたね!
しかし、先程の汚い看板の元湯っちゅうのが最高に効きました!
ここは磐梯熱海の温泉。
入浴料200円!冷泉と温泉で交互にずっとはいっていられる。
始めはかなりピリピリしたのだけれど、本当に入る前と後では顔が全然変わったのです!
恐るべし!
ってな訳で、温泉通いに忙しかった郡山の一週間でした。
なんて冗談は置いといて、頬っぺ打撲傷は腫れはおさまり、なんだかわからない赤い内出血が出て…。
一晩寝たら今度は瞼の上が腫れ上がり…。
ノンアルコール悪ガキビールを呑んで禁酒したり…。
汚い看板の温泉に行ったり…。
絶対こりゃ事業仕分けだなあ…ってな市営のどでかい温泉に行ったり…。
高級旅館の温泉にビジターで行ったり…していると!!!!
一週間で!
はい!結構治ってきました。
大変ご心配おかけしました。
そして日本は勝ちましたね!
しかし、先程の汚い看板の元湯っちゅうのが最高に効きました!
ここは磐梯熱海の温泉。
入浴料200円!冷泉と温泉で交互にずっとはいっていられる。
始めはかなりピリピリしたのだけれど、本当に入る前と後では顔が全然変わったのです!
恐るべし!
ってな訳で、温泉通いに忙しかった郡山の一週間でした。
三班に別れて旅公演をしていると、その組の情報を座日記で知る事が多い。
他の組は余暇を楽しそうに遊んでいるのね・・・いいなあ・・・私のいるゴーシュ
組なんて、毎日、朝から公演、バラシ、弁当、バス移動、次の劇場で仕込み、弁当、ホテル、就寝・・・。
なんて思っていたら、ゴーシュ組の日記、めちゃめちゃ楽しそうやん。
そうなんです。
こんにゃく座の人たちって、物凄い隙間にめちゃくちゃ楽しみ、そして、かつ、よく食べる!!!
かつて、新劇の演出家にぎょっとされたものです。
「君たち、よく稽古場で飯が食えるね・・・うちの女優は食べないよ」
と、いう事で、私達だってすごく仕事をやっているんだ!という記事をば。
仕込みの初めのほう、もちろん、決して日の丸を揚げる作業をしているわけではありません。
ゴーシュ井村君と、ねずみのおっかさん大石さんと、新人いっきーで三角形にバトンを結び、電球をつけております。
かっこう美佐子は汗だくになりながらアイロンをかけておられます。
こちらはプロの照明家おっきー!
まだお若いのにチーフとして活躍。朝ごはんはいつも寝坊して食べられないほど、活躍してます。
はい!ちゃあああんと日の丸はかくして、いったん装置を全部組み立てて、照明をチェックしていきます。
狸の仔チャミと猫うるおが照明部。
この部が一番仕事が大変。
どどおおおおおんと、こんなに広い劇場でもやってしまいます。
ここは、福島文化センター!劇場キャパ1943人。実際の観客は1302人!
おぞろじいいいいいい。
翌朝8時に劇場にはいり準備。
いつも一番早く準備を整えるゴーシュ君。
ギリギリまで弟子まどかと前説の稽古をしているねずみのおっかさん。
準備力が早い岡原は前説をきくためにジャージ姿で客席に潜入。
きたきたきた、岡原の好物、小学生たち!
そして、さすがに本番中は写真はとれませんので時はすすみ・・・・。
終演後すぐバラシをしてお弁当を食べたら、すぐバスで次の場所に向う。
出発して10分ほどでほぼ全員、この状態になる。
私は、神経質なせいか(嘘)バスでは眠れない。
そんな毎日を過ごしていたある日の本番中・・・。
いくら世の中サッカーで騒いでるからって、顔にペインティングしているわけではありません・・・。
なななななんと、本番冒頭、装置を組み立てるシーンがあるのですが、地絣のふちに靴をひっかけ平台を持ったまま前のめりに・・・顔からこけたのです!
幸い(?)ほっぺたの打撲。
どどおおおおん!すざまじい音が鳴り響き、小学生、大爆笑!
って吉本じゃないんだから!!
その時は恐るべし痛みでしたが、とにかく続けにゃあならんので、何食わぬ顔をして続けます。
舞台が組み上がり、いよいよ音楽がはじまります。
しかも、1場は私が楽長役でほとんど一人で歌うシーン。
しかも、楽長はゴーシュ君に
「困るよ、しっかりしてくれないとねえ」
とか言って叱る・・・。
ほっぺたが物凄い痛いけど自分の顔がどうなっているのか鏡でみる暇はない。
触ってみるととりあえず血がだらだらと流れているわけではなさそうだ。
まあ、声には関係ないから、いつも通りに歌うが、もしも、ほっぺたが物凄く腫れていたら、おかしな顔になっていて、お客様が笑ってしまうのではないだろうか・・・と、思うと自分で笑けてくる。
なんとか3場までいって、かっこうとゴーシュ以外は楽屋に戻るシーンがあり、裏方も全員集まってくれて、氷だのマキロンだの色々用意してくれていた。
しかし、その時はビミューにすり切れた所から血が出ていて、すこおし腫れてる程度。
すぐに舞台にでないといけないので、とにかく消毒して冷やして、舞台に戻り、本番終了。
どんどん本番中にほっぺたが赤くなっていくのをみた大石さんが、
「かわいそうだけど、可笑しくて笑って歌えなくなってしまった」
などと言う。
そして、バラシまでゴーシュ君はこの事を知らなかった・・・。
「どうしたの?・・・って言うか目の下が青くなってきている・・・。」
と言って吹き出す。
そして次の仕込みが終わる頃、新人いっきーが、すごく心配そうに
「青い部分が広がってきましたよ・・・。」
しばし慈愛に満ちた悲しそうな目で私を見つめ・・・。
「四角でかこったら・・・国旗ですね・・・・。」
ふぃ〜〜〜〜〜ふぁ〜〜〜〜〜〜〜〜。
そして、この顔はもっと凄い状態になるのでした・・・・。
つづく。
他の組は余暇を楽しそうに遊んでいるのね・・・いいなあ・・・私のいるゴーシュ
組なんて、毎日、朝から公演、バラシ、弁当、バス移動、次の劇場で仕込み、弁当、ホテル、就寝・・・。
なんて思っていたら、ゴーシュ組の日記、めちゃめちゃ楽しそうやん。
そうなんです。
こんにゃく座の人たちって、物凄い隙間にめちゃくちゃ楽しみ、そして、かつ、よく食べる!!!
かつて、新劇の演出家にぎょっとされたものです。
「君たち、よく稽古場で飯が食えるね・・・うちの女優は食べないよ」
と、いう事で、私達だってすごく仕事をやっているんだ!という記事をば。
仕込みの初めのほう、もちろん、決して日の丸を揚げる作業をしているわけではありません。
ゴーシュ井村君と、ねずみのおっかさん大石さんと、新人いっきーで三角形にバトンを結び、電球をつけております。
かっこう美佐子は汗だくになりながらアイロンをかけておられます。
こちらはプロの照明家おっきー!
まだお若いのにチーフとして活躍。朝ごはんはいつも寝坊して食べられないほど、活躍してます。
はい!ちゃあああんと日の丸はかくして、いったん装置を全部組み立てて、照明をチェックしていきます。
狸の仔チャミと猫うるおが照明部。
この部が一番仕事が大変。
どどおおおおおんと、こんなに広い劇場でもやってしまいます。
ここは、福島文化センター!劇場キャパ1943人。実際の観客は1302人!
おぞろじいいいいいい。
翌朝8時に劇場にはいり準備。
いつも一番早く準備を整えるゴーシュ君。
ギリギリまで弟子まどかと前説の稽古をしているねずみのおっかさん。
準備力が早い岡原は前説をきくためにジャージ姿で客席に潜入。
きたきたきた、岡原の好物、小学生たち!
そして、さすがに本番中は写真はとれませんので時はすすみ・・・・。
終演後すぐバラシをしてお弁当を食べたら、すぐバスで次の場所に向う。
出発して10分ほどでほぼ全員、この状態になる。
私は、神経質なせいか(嘘)バスでは眠れない。
そんな毎日を過ごしていたある日の本番中・・・。
いくら世の中サッカーで騒いでるからって、顔にペインティングしているわけではありません・・・。
なななななんと、本番冒頭、装置を組み立てるシーンがあるのですが、地絣のふちに靴をひっかけ平台を持ったまま前のめりに・・・顔からこけたのです!
幸い(?)ほっぺたの打撲。
どどおおおおん!すざまじい音が鳴り響き、小学生、大爆笑!
って吉本じゃないんだから!!
その時は恐るべし痛みでしたが、とにかく続けにゃあならんので、何食わぬ顔をして続けます。
舞台が組み上がり、いよいよ音楽がはじまります。
しかも、1場は私が楽長役でほとんど一人で歌うシーン。
しかも、楽長はゴーシュ君に
「困るよ、しっかりしてくれないとねえ」
とか言って叱る・・・。
ほっぺたが物凄い痛いけど自分の顔がどうなっているのか鏡でみる暇はない。
触ってみるととりあえず血がだらだらと流れているわけではなさそうだ。
まあ、声には関係ないから、いつも通りに歌うが、もしも、ほっぺたが物凄く腫れていたら、おかしな顔になっていて、お客様が笑ってしまうのではないだろうか・・・と、思うと自分で笑けてくる。
なんとか3場までいって、かっこうとゴーシュ以外は楽屋に戻るシーンがあり、裏方も全員集まってくれて、氷だのマキロンだの色々用意してくれていた。
しかし、その時はビミューにすり切れた所から血が出ていて、すこおし腫れてる程度。
すぐに舞台にでないといけないので、とにかく消毒して冷やして、舞台に戻り、本番終了。
どんどん本番中にほっぺたが赤くなっていくのをみた大石さんが、
「かわいそうだけど、可笑しくて笑って歌えなくなってしまった」
などと言う。
そして、バラシまでゴーシュ君はこの事を知らなかった・・・。
「どうしたの?・・・って言うか目の下が青くなってきている・・・。」
と言って吹き出す。
そして次の仕込みが終わる頃、新人いっきーが、すごく心配そうに
「青い部分が広がってきましたよ・・・。」
しばし慈愛に満ちた悲しそうな目で私を見つめ・・・。
「四角でかこったら・・・国旗ですね・・・・。」
ふぃ〜〜〜〜〜ふぁ〜〜〜〜〜〜〜〜。
そして、この顔はもっと凄い状態になるのでした・・・・。
つづく。
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