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大魔女ビバリー様のお部屋
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ピノッキオは6月までお休みになった。
いよいよ自分のコンサートの準備をしなくてはならない・・・しかし、やりたい事が多すぎてうまいプログラムを考えられない・・・ううううううん。という事で、たまった日記でも書こう!


『4月20日、歌の学校』

光さんが亡くなってから始めて行けた。運営している学校の先生方がそれぞれ凄く練習してきて、ピアノを弾く。光さんがやっていた通りにすすめていく。後のほうにいたのでピアノを誰が弾いているのか見えなかった。ああ、光さんがいる!!と思ってしまった。つまり先生達のピアノは歌っていた、光さんのように。後半は寺嶋くんが来て、入魂のピアノを弾いていた。彼の「流れる水と岩のうた」の始まりのミの音から涙が溢れた。確実に光さんの音楽が引き継がれていた。終ってからの宴会もちゃんと光さんの席がある。大分からいらしていた先生方とたくさんお話ができて、調子に乗って、翌日のこんにゃく座の稽古場にお誘いしてピノッキオの稽古を見せてしまった。おかげで、なんと、10月にピノッキオで大分に行けることになった。光さんのおかげだ!ありがとうございました。



『4月27日、しゃばけ』
鄭さんの作、演出のお芝居、しゃばけを観に行った。今回はどたばた喜劇だから気楽に観ていた。そしたら最後に、病弱の若旦那が「一年生きれた、これからも生きていく」というような台詞を、出ない声を振り絞って叫ぶシーンがあり桜の花びらが大量に降り・・・なんとも言えない幸せな気持ちになった。こんにゃく座のまげもんを観た人はこういう気持ちだったんじゃないかな・・・なんて思った。



『5月5日、銀のロバ』
作曲ができて通し稽古をみた。いやあ、いい作品が出来上がった。今の子供達の心の目線に立った作品になった。現代文学が原作だから、言葉が多いけれど、萩さんが見事に作曲している。

話は二人の姉妹が目が見えなくなった脱走兵を森で見つける所から始まる。故郷に帰してあげる為に、どうしたらいいか考える。「ごめんね、わかんない。もっと頭のいいひとに見つけてもらえば良かったね、こんな子供じゃなくて」なんて健気に言う。でも兵士は「きみたちが見つけてくれてラッキーだった」という。兵士はお守りに銀のロバを持っていて、ロバにまつわるお話をしてくれる。その物語も心に染みる。結局、自分たちだけでは助けられない事から、お兄ちゃんとお兄ちゃんの友達に協力してもらう。この友達が足が悪くて「戦争にもいけやしねえ自分が誰かを助けられるなんてチャンス だ!」という所が泣ける。

作品全体に兵士が背負っている悲しみが滲み出る。それを姉妹が明るく癒してくれる。大人が子供から助けられる。

心に染みる作品。

勿論、私は台本も読んでいるし、何回か稽古場を見ているから、解るのかもしれない。

始めて観るお客様にこのことをお届けできるべく、8月、更に稽古を重ねる!キャスト5人二組!みんなとても良くなる気配!乞うご期待!



『柳田邦男・雲は詩人』というスライドショーとトークってのを観に行った。ピノッキオの朝公演が終って、お昼ご飯も食べずに駆けつけた。77歳になるノンフィクション作家の柳田さんはとてもチャーミングで、なんとなく光さんが喋っているのを彷彿させる。自分で撮った雲の写真を見せながら、その雲の魅力について熱く語る。
とても素敵な講演だったのだが、観ていない人には中々説明しにくい。

後日この講演の話を目をキラキラさせて語る佐藤ちゃんを、とみやんと萩さんがきょとんとして見ていたのが可笑しかった。

写真は柳田さんを真似て雲の写真!



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