いよいよ明日だああああああ！

昔、広場に一本の柱…その回りで人々は唄う…。

明日、代官山ヒルサイドプラザをオペラハウスにできるだろうか…。ドキドキワクワクソワソワ。

この幕は２６年前頃、座の研修所に通っていたあまな(永山裕子ちゃん)が、書いてくれた幕だ。
今も稽古場に飾ってある…というか、お茶場の隠しに使っている(笑)



そのあまなは、今や水彩画界のプリマドンナ！
彼女の個展に行って久々にお喋りしたのだが、なぜ？東京芸大の油絵のあまなが座の研修所に通っていたのか？

「うたーは、どこで、おぼーえたー」

彼女は、小学生の頃、音楽教育の会の佐々木紀子先生に教えてもらっていたのだ。

「ひかるさんの歌で育ったんだよ！」と、言う。

ああ！光さんの歌は絵まで育てるんだ！

そういう人、沢山いるんだろうなあ。

彼女も私と同じ半世紀！(と、言う事も今回改めて気がついた。)

６月に行った彼女の東京セントラル美術館での個展の案内に

「大学を出るとき恩師に、永山、５０歳になるまで絵を続けてごらん、そうしたら何かわかることがあるよ！と言われました。今その年になりわかったことは、ここからだ、これからだ！というとでした。」

そして、絵を観た時に、自分のコンサートへ大きく背中を押してもらえた。こんなにも沢山、素晴らしい絵を描いているんだ！

その場で「コンサートにあまなの絵を飾らせて欲しい！」と頼んでしまった。

彼女はその場で

「いいよ！」

と言ってくれた。

個展が終って、彼女のアトリエに行って大きな絵を５枚も借りてしまった。





二人でランチをしたのだが、お互い、離れていた間の話をセキヲキッタように必死でしゃべった。

彼女とは研修所の時に沢山沢山お喋りをした。

結婚式までよんでもらった。


その時、ゴーシュの楽長と、カルメンのハバネラをリクエストされた(爆)

その後、こんにゃく座のチラシの絵を書いてもらったり付き合い続けていたのに、二人でゆっくり喋るという機会がほとんどなかった。
座の４０周年記念誌の表紙は彼女、永山裕子の絵である！

分かれ際に「失礼ながら、この絵は１枚おいくらで買えるの？」

「○○○○円くらいかなあ。」

ぎょえええええええええ！

(今、座の稽古場に置いてあるのだが、きがきでない…。)

大切に運びます！

あなまが、いつも思い出して笑っちゃう事があるらしい。

私が昔、彼女の個展に行った時に、

「ねえ、あまな、この絵の１０センチ四方だけ売ってくれない？」

ああ…私って、なんて無茶苦茶な事を言うんだろう。


今回のコンサートも沢山の無茶苦茶を、沢山の人にお願いしてしまった。

本当にごめんなさい。

このコンサートはこんにゃく座の中だけの岡原真弓から、こんにゃく座を拡げる岡原真弓への脱皮である。

ここからだ！これからだ！





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さあ！出発だ！

７２８夏の陣

岡原真弓、最大のやまばにさしかかっております。
いよいよ来週、７月２８日、代官山ヒルサイドプラザにて
「大魔女ビバリーと愉快な仲間たち」岡原真弓生誕５０年こんにゃく座歴２５年記念コンサート宴会付きが行われます。





沢山の人を巻き込み、取り返しのつかない大騒ぎになっていますが、なんとか、皆さんが「楽しかった」と言ってくださるよう、ねんにはねんをおして…間違いいっぱいで…バタバタ苦しんでおります。

どうぞ、お立ちあいを！




この素晴らしい永山裕子さんの絵が開場に飾られます。

おばけさんへ。

仙台で可愛いアンケートをもらった。

「おばけさんへ。おばけさんすごくはくよくあってすごくこわかったです。ぼくもこわーいおばけみたいな人になりたいです。」



表紙は、この日のステージを撮った写真。佐藤先生がサッと作ってくださった！



こんなのもあった。

「だいくの大頭りょうさんへ、だいくの大頭りょうさんのうたかっこよかたです。ぼくもこのうたまねしてうたいたいです。ほんとうにかっこよかったです。」



この学校は去年よだかの星を見てくれているからか、私達のオペラを理解してくれている気がした。
なんとも集中して、いい所で笑いがあって、可愛らしい。

夏の体育館は暑くて苦しいが、子供たちの必死で見てくれる事で乗り切れる。

ピノッキオくんが最後に手を振ってドンゴロスの袋に入って行くときに、自然と「バイバーイ」という声が出る。

ああ、本当に幸せだ。

おばけさんへに答えて、次の学校でパチリ！

仙台に行く前に。

生誕祭の締めくくりは、服部真理子亭でのお誕生日祝いと、ついでに伴奏あわせ！
真理子さんには７月２８日のバースデイコンサートでスペシャルなピアノを弾いていただく！
愛の讃歌のパワーバージョン！
『What are you doing the rest of your life』超気だるいバージョン！
真理子さんが色々アレンジをくふうしてくれて、音楽としては面白くなる予定！







そして、さっとあわせたあとは、真理子さんの手料理で大ご馳走！



『５０歳おめでとう！おんなは５０からが花よ！』真理子ママがおっしゃる！うひゃあ。




そして、食事が一段落すると、真理子バー炸裂！
取って置きの赤ワインまでだしてくれちゃいました。





もう、これで充分満足！


いやいや、本来はコンサートのお稽古！
この調で行こう！とか、最後の音はDで！とか、詩の内容はこうだよね！とか、なんだかとっても興奮して色々お話してしまった。真理子さんには４０歳の時も駆けつけて弾いてもらってる。
私が入座する前からこんにゃく座のピアノを弾いてくれている。大先輩である。
まげもんの長い旅でも一緒に過ごしたし、なんせピノッキオで沢山旅をした。
真理子さんは本当によく練習する。これだけ巧い人なのに、こんなに練習するんだ！と、いつも尊敬している。

今回の私との歌も物凄く工夫してアレンジしてくれてるらしい。

『お陰で、自分のアレンジの勉強になった。もっと勉強しなきゃダメだわあ！』なんて言ってくれる。

頭がさがる。

仙台

生誕祝い週間も終わり、今期最後のピノッキオラストスパート！
仙台の小学校！
可愛かったあ！
ここの担当の佐藤先生は何度もこんにゃく座を呼んでくださってる。



佐藤先生の親戚のお菓子屋さん！懐かしの気仙沼で頂いたケーキをまた作ってくださった。
そうの上にティーシャツもくださった！
頑張るぞお！