怒涛の日本

今日、思わず、さとおちゃんが言った。

『インドは天国だったなあ』

そうです。
いくらお腹が痛くなっても、いくら話が違っても、インドでの公演は、今より楽なのです。

日本の旅公演は、なかなか過酷！

しかしまあ、どんなにしんどくても、毎日の小さなお客様のリアクションで元気になった気分になってしまうのだが。


一昨日なんかは、大工で登場したら
『よ！大将！』
などと声がかかってしまった。

ピノッキオが騙されそうになると必死に、
『駄目だよ！騙されちゃ駄目！』
こんな風に言われちゃうと頑張ってしまいますが…。

何が過酷って、朝4時に起きて、電車に乗って小学校に行き、7時から仕込みしてツーステージやってバラして、自宅に帰り、ご飯作って…洗濯して…これが連日となると…なかなか…。



写真は自分の為の鍋（豆腐、大根、白子、鶏肉をポン酢で）とサラダ（レタス、チーズをインドで買ったスパイスと塩、コショウ、オリーブ油で）！



朝の学校で食べるおにぎり！（ナス、ゴーヤをインドで買ったスパイスで炒めた物と納豆をご飯に混ぜ合わせたもの）



新幹線の待合室で次の学校に電話している制作マネージャーのりえちゃん！
学校の先生が電話に出られる時間が限られているので連絡いれるのは大変。




そう、今日は世田谷で本番をやった後、自宅に帰らず名古屋のホテルへ…。

明日はゆっくり…！なんて、とんでもにゃあよ！

朝6時30分ホテル出発なので朝食は食べられませ～ん！

ツーステージやって東京に帰ります！

なんて素敵なスケジュール！

でも、愛おしいお客様が待っている！頑張らにゃあとね！

隣りのまりちゃん

インドの写真で痩せたのでは？と心配してくださってる皆様、なんと役者達四人とも体重増えました(笑)

よく食べ、よく動き、よく歌って健康なわけです！

今日は、太田まりとのツーショット特集！

インドでの太田まりはとても元気で、一度も体調を壊さず、恐るべし路上のチャイまで呑んでいた！

何となく日本にいるときより綺麗な感じ。

岡原が言う。

『まりちゃん、インドだと華やかで綺麗に見えるわあ』

萩さんが言う。

『そんな事ないよ、まりは舞台だと華やかで綺麗だよ』

太田まり

『……』

こんな感じでいつもまりをからかっていますが、今、あらためて写真を見ると、

『ほんまにまりちゃん、インドの写真では華やかに輝いてるわ！うひひ！』


そんな隣りのまりちゃんは、昨日もトラックを転がしていた。


昨日の日本公演も、凄くうまくいったなあ！

春と比べると一年生が大人になっているせいもあるが、明らかにインドで掴んだ『お客様とのキャッチボール』が出来ているような気がした！


すいません、連日の早朝出動でまだ酔っ払ってるのかしら？わたし…。


今日は神奈川の小学校！

さあ、昨日みたいに日本語を間違えないように頑張ろう(笑)

ようこそインドへ的な！

ボランティアでインドの旅に同行してくれた蘭ちゃんのすんばらしい写真！

新手の飛行機会社の宣伝に使ってくれないかなあ？

『ようこそインドへ！オールドデリーのムスクは入場料がいらないはずなのに、携帯で写真とるやろ？300ルピー！この塔に登りたいやろ？100ルピー！そこに靴置いといたやろ？100ルピー！』
（つまり、写真とらない！っていってるのに、持ってるから払え！と言われるし、靴に至っては、脱いでいけ！というから脱いで置いておいたのに、違うオッサンが帰り際に払え！という！）


新手でなく荒手？


インドで現地語を訳してもらうときに、野良猫はどういうか？と尋ねると、各地で『インドの猫はみんな野良猫だから～猫で大丈夫ですよ』と言われた。

この写真の猫は、めちゃくちゃなついてきた猫！

たまらなく可愛らしかったものの、直の手では触れなかった。（黒猫ちゃん、ごめんなさい、お腹壊したので、怖かった。）

もう一枚の覗きこんでいる怪しい写真は、２人で目一杯なのに４人で乗ったオートリキシャーの中での激写！
『何人でも乗れるだけ乗ってええでぇー！』
というタイトルはいかが？
（本当にそうなのです）
蘭ちゃん、さとちゃん、久ちゃんと４人で乗りました。
運転手が『１人20ルピー』と言うから、私が全員で20ルピーと値切っていたら、蘭ちゃんが『それぐらい払ってあげようよ』と、みんなで80ルピー出した。

よく考えると日本円で約130円！値切っている自分にビックリした。

インドにいるとたまらなく値切りたくなる。

因みにリーバイスのショップに入って値切ったのだが、さすがに店員に無視された(笑)

でも！光さんとお揃い？の赤いベルトが安かったから買ってしまった。

そして日本の体育館！

明日からのピノッキオは日本の体育館！今日は埼玉県春日部まで仕込みにやってきた。

ピノッキオの体育館公演はステージを楽屋にして、生徒が座るのと同じフロアーを舞台にする。

その為に先生にも手伝ってもらって、ピアノをステージからフロアーに降ろす。

ところが今日は日曜日で先生がいないのでリハーサルの時はピアノがステージの上のままで、明日の本番の直前にならないとピアノを下に降ろせない！という事態。

いやはや、インドより条件過酷？ははは！

しかし、仕込みが終わって駅で簡単にビールが買えるのは嬉しい限り！

さあ！インドでもらったパワーを春日部の皆さんにお届けしましょうぞ！

インドの街

今回のインド公演は、ピノッキオという小さな演目のおかげで、ほとんどがノリウチ（劇場に行ったその日に公演する）

そしてワークショップ、移動。

体調を整える事もあり、ほとんど街を歩けなかった。

しかしそんな隙間で撮れた写真を！

デリー初日の夕食を食べに怪しい歌舞伎町みたいな街。ピノッキオ（久ちゃん）が近寄ってる屋台ではおもちゃのピストル、お医者さんごっこセットが売られていた。

ネコ（さとお）とキツネ（岡原）が覗いているのは、水タバコの店。



歌も舞台もバスに詰めこんで～！インドでも詰め込みました！



ベンガル料理店にもいきました。




必死で街とこんにゃくんを撮影している太田まり！必ず男性諸氏の手伝いあり。


チェンナイの劇場の前には、私達の大きな写真幕があった。もらって帰れば良かったなあ。


最後に大切なアコーディオンケースが機内に運ばれている様子。インドは広いので各都市に飛行機で移動した。中身は私の服。何故ならばアコーディオン本体を機内預けにしていたらチェンナイで鍵盤がガタガタになっていたので、自分の大きなリュックにアコーディオンを詰め込み機内持ち込みにしたのだ。
因みに、空港での手荷物検索の時に怪しまれて、『これは何だ？出して見せろ』と言われ
て、『ミュージック！ミュージック！』と言いながら日本語で『だからアコーディオンだっちゅーの！ 』と言いながら、バリバリ弾いてやった。検査官は笑ってた！