怒濤の4月も終わってしまいました。
4月30日、朝8時35分から「セロ弾きのゴーシュ」の公演を2ステージやって・・・。
夕方、新百合芸術祭にて別班の「ネズミの涙」を観に行く・・・。
新百合ケ丘の駅についたら、ネズミの宣伝のブースがあり、チャミとるつと思わず記念撮影。
へとへとの出演者の中で、いつも元気な玲子と千尋。
前日のリハーサル中、スタッフの携帯が鳴った。
ほにゃらかコンシェルンの音だ。
私の携帯と一緒の音!
私はこの音を消したいのに消せない!
翌日にこのスタッフに
『昨日、鳴らしちゃいましたねえ』
と言うと、
『実は昼のリハーサルでも、同じような良い場面で鳴らしちゃったんっすよ。ほにゃらかコンシェルンは腹が立つから解約しました』
と宣う。そして、見ると私の自慢の携帯と全く同じ機種である。
『この音だけどうしても消せないんですよねえ』
と言うと、消し方を教えてくれた。
消し方わかってるのなら、解約しなくていいのにね・・・。ははは。
ニヒルで有名なこの方、最近、どんどん親しみやすい方だということが判明している。
この宝の箱は?
高校の先輩が、私が出演しないのにお弁当を作って来てくれた。
中身は塩むすび、卵焼き、お漬け物、えのきほうれん草、焼きたらこ!
何かの木箱に素敵な絵はがきをはり、桜の箸袋の割り箸を添え、リボンでしめる。
専業主婦の鏡!どんな事もおしゃれにできる。
ガツガツとお弁当を後輩たちと頂き、いざ、ネズミの本番!
今日はお客様がいるから感情移入せずに、泣かないようにしようと思ったら、会場の方々からすすり泣きが・・・。
座員としてみると、あのシーンはこうしたほうがいいとか、このシーンはこうしたほうがいいとか、駄目だしはいっぱいある。
けれど、それをも凌駕してしまう、作品の強さに感動してしまうんだなあ・・・。
戦争の事をかなりはっきり言って、それをシニカルに笑い飛ばしたり・・・。
大切な子供を戦争で殺されて、大泣きさせて、それでも、涙のあとには明るい笑かすシーンになり、そこにまた泣けてくる。
人生はどんなに悲しい事が起きたって、笑って生きて行くしかない!
最後のみんなの歌で引きずり上げてもらう・・・。
つまり、元気がでるとか勇気が持てたとか、それどころじゃない・・・って感じ。
演じていたひとりひとりが、ただただまっすぐに歩いて行くだけのエンディングなのだが、そこには、ひとりひとりの笑顔があって、クタクタだけど歩いている。
ずっとずっと・・・。
生きて行くんだ!
そんな感想だった。
ほんと・・・みるのに体力のいる作品だ。
そして、終わってから8人の新しいお客様を連れてきてくれたオッチー(もはや、お客様と言えないくらいの座の応援者である)と共に、お店に・・・。
出演メンバーはバラシがあるので、申し訳ないがお先に乾杯!
新しいお客様に色々意見を伺い、座の説明を一生懸命していて、気がつくと、隣でピアニストのきほつん(座員ではない)も一生懸命、座の説明をしてくれていた。
この人もこんにゃく座に巻き込まれてしまっているなあ・・・。
最後の最後に、演出の鄭さん、照明の増田さん、衣装の出川さん、作曲の萩さん、スズ役の梅ちゃん、コバルト役の相ちゃん、ピアニストの真理子さん、のテーブルに合流していたら、店員のお姉さんが
「実は、私、高校生の時にこんにゃく座さんみていて、すごくよかったから、今回、新百合にいらっしゃるの知って見たかったのですが、仕事のシフトが変われなくて残念で・・・・。このお店でお会い出来て嬉しいです。」
と、おっしゃる。
「何みたんですかあああああ?」
「たしか・・・まがいもん・・・とかいう」
きゃあ!一同、感動!
そう、「まがいもん」とは、「まげもん」の事であってほとんどがこのネズミと同じスタッフだから、この席にいた演出家たちに、実際のこんにゃく座のどさ回りの成果を直に聞いてもらえて、すごくよかった。
そうなんです、こんにゃく座の事、いいな!と思ってくれている人は全国的にはたくさんいるんです・・・。
(けど、新百合の集客には苦労しました・・・。)
ってな事で無事?4月も終わり、今年になってはじめての
『どこにも出かけない日』
というのをお家で味わっております。
まじで、ちょっと休まないといけないと思っております。
4月30日、朝8時35分から「セロ弾きのゴーシュ」の公演を2ステージやって・・・。
夕方、新百合芸術祭にて別班の「ネズミの涙」を観に行く・・・。
新百合ケ丘の駅についたら、ネズミの宣伝のブースがあり、チャミとるつと思わず記念撮影。
へとへとの出演者の中で、いつも元気な玲子と千尋。
前日のリハーサル中、スタッフの携帯が鳴った。
ほにゃらかコンシェルンの音だ。
私の携帯と一緒の音!
私はこの音を消したいのに消せない!
翌日にこのスタッフに
『昨日、鳴らしちゃいましたねえ』
と言うと、
『実は昼のリハーサルでも、同じような良い場面で鳴らしちゃったんっすよ。ほにゃらかコンシェルンは腹が立つから解約しました』
と宣う。そして、見ると私の自慢の携帯と全く同じ機種である。
『この音だけどうしても消せないんですよねえ』
と言うと、消し方を教えてくれた。
消し方わかってるのなら、解約しなくていいのにね・・・。ははは。
ニヒルで有名なこの方、最近、どんどん親しみやすい方だということが判明している。
この宝の箱は?
高校の先輩が、私が出演しないのにお弁当を作って来てくれた。
中身は塩むすび、卵焼き、お漬け物、えのきほうれん草、焼きたらこ!
何かの木箱に素敵な絵はがきをはり、桜の箸袋の割り箸を添え、リボンでしめる。
専業主婦の鏡!どんな事もおしゃれにできる。
ガツガツとお弁当を後輩たちと頂き、いざ、ネズミの本番!
今日はお客様がいるから感情移入せずに、泣かないようにしようと思ったら、会場の方々からすすり泣きが・・・。
座員としてみると、あのシーンはこうしたほうがいいとか、このシーンはこうしたほうがいいとか、駄目だしはいっぱいある。
けれど、それをも凌駕してしまう、作品の強さに感動してしまうんだなあ・・・。
戦争の事をかなりはっきり言って、それをシニカルに笑い飛ばしたり・・・。
大切な子供を戦争で殺されて、大泣きさせて、それでも、涙のあとには明るい笑かすシーンになり、そこにまた泣けてくる。
人生はどんなに悲しい事が起きたって、笑って生きて行くしかない!
最後のみんなの歌で引きずり上げてもらう・・・。
つまり、元気がでるとか勇気が持てたとか、それどころじゃない・・・って感じ。
演じていたひとりひとりが、ただただまっすぐに歩いて行くだけのエンディングなのだが、そこには、ひとりひとりの笑顔があって、クタクタだけど歩いている。
ずっとずっと・・・。
生きて行くんだ!
そんな感想だった。
ほんと・・・みるのに体力のいる作品だ。
そして、終わってから8人の新しいお客様を連れてきてくれたオッチー(もはや、お客様と言えないくらいの座の応援者である)と共に、お店に・・・。
出演メンバーはバラシがあるので、申し訳ないがお先に乾杯!
新しいお客様に色々意見を伺い、座の説明を一生懸命していて、気がつくと、隣でピアニストのきほつん(座員ではない)も一生懸命、座の説明をしてくれていた。
この人もこんにゃく座に巻き込まれてしまっているなあ・・・。
最後の最後に、演出の鄭さん、照明の増田さん、衣装の出川さん、作曲の萩さん、スズ役の梅ちゃん、コバルト役の相ちゃん、ピアニストの真理子さん、のテーブルに合流していたら、店員のお姉さんが
「実は、私、高校生の時にこんにゃく座さんみていて、すごくよかったから、今回、新百合にいらっしゃるの知って見たかったのですが、仕事のシフトが変われなくて残念で・・・・。このお店でお会い出来て嬉しいです。」
と、おっしゃる。
「何みたんですかあああああ?」
「たしか・・・まがいもん・・・とかいう」
きゃあ!一同、感動!
そう、「まがいもん」とは、「まげもん」の事であってほとんどがこのネズミと同じスタッフだから、この席にいた演出家たちに、実際のこんにゃく座のどさ回りの成果を直に聞いてもらえて、すごくよかった。
そうなんです、こんにゃく座の事、いいな!と思ってくれている人は全国的にはたくさんいるんです・・・。
(けど、新百合の集客には苦労しました・・・。)
ってな事で無事?4月も終わり、今年になってはじめての
『どこにも出かけない日』
というのをお家で味わっております。
まじで、ちょっと休まないといけないと思っております。
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